出雲大社の古代神殿は空中に48メートルの高さでそびえたっていたということが事実らしいということが発掘調査で、神殿を支えていた巨大な木柱が発見されて確認されたのは少し前のお話です。
なぜ神殿がそんな高さに建設されなければならなかったのか?
それはたぶん神様と言われている神気の集合体がいつも神社のご神木の樹冠近くにおられることと関係があるのかもしれません。
古くからある神社には必ず巨大なご神木が何十本もあり、鎮守の森があり、本来「神様」と思われる氣の集合体は本殿の中などに鎮座なされていることはありません。
神社で氣視すると必ず神様は高いところにおられます。地上に降り立つということがないようです。出雲大社の神殿の高さは神様が本来おられるべき位置を象徴しているような気がします。古代の神々の首長だった大国主命様はそれらの神々の上の高さの本当の現実的な高さに自らを置くことを望んでおられたのではないかというのが私の推測です。
神様というのは高き場所におられるものなのだろうと思っています。
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