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2015年09月17日18:45

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ウソのルールを押しつけて来た鉄道会社たち

JR東など優先席付近における携帯電話使用マナーを「混雑時には電源をお切りください」に変更
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3621063

すでに周知のとおり、携帯電話の発する電波が心臓ペースメーカーなどの医療器具に影響を及ぼすということで、各鉄道事業者とも、「優先座席付近では携帯電話電源オフ」とするなどしていたが、2003年9月に首都圏の鉄道事業者が一斉に実施してきたのが現行のルールであった。

しかし、電波の強い「第二世代」と呼ばれる携帯が2012年で使用停止となった関係で、国(総務省)の指針が緩和され、それまで「携帯をペースメーカーから22センチ以上離すこと」を指針としてきたのを、2013年1月から「15センチ以上」ということにした。実際には心臓ペースメーカーから3センチくらいまで近づかないと影響は出ないということが実験で明らかになっており、専門家によると、「胸のポケットに携帯を入れて抱き合うようなことでもしない限り、影響はほとんどない」とのこと。今回、それを受けての制度見直しということだが、携帯電話の影響がほぼ無い、つまり携帯電話電源オフの根拠がないと分かっても、「不安だから、継続してほしい」との声がある。また、それに対して、ネット上などでは、「根拠がないと分かっているのに、制度だけは続けろというのはおかしい」といった意見も見られる。

つまり、「効果がないのに制度として存続してきた」という点が垣間見える。

しかしながら、去年夏に同様の指針へと舵を切っていた関西のJRと大手私鉄での携帯電源オフ見直しについても、携帯電話を使用していた乗客と、それに文句をつけた乗客とのトラブルが発生していたことや、また総務省の指針の緩和もあり、制度見直しの動きにつながったものの、鉄道事業者の慎重論があったことや、合意形成などに時間がかかったことなどから、実際に制度見直しに至るまで約一年半かかっている。

今後、他の地域でも同様の見直しにつながって行けば幸いである。

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