きのこは普通「生えた」と言うものだとは思います。けれどいつも散歩している河原の芝生の上に白いものが二、三十個あるのを遠くから見たときには「何だろう?ゴミかな?」と思いました。
近くによってよく見ると真っ白なきのこが親指の頭くらいの大きさで芝生から生えていました。最近の長雨でこんなところに生えてきたんだと思いました。突然花が咲いたようにきのこが芝生に生えているのは不思議な光景でした。
河原の端の石垣の近くの草むらからは秋の虫たちの大合唱も聞こえてきていました。秋の初めの大混乱です。きのこが生え、湿気を好むものは室内だろうと屋外だろうと生え始めるだろうと思います。木々は実を着け、落葉樹は葉を落とす準備に入ります。
NHKの「大災害」とかいう番組を見ていたら、将来はスーパー台風が頻発して40度以上の気温の猛暑が当たり前のようになり、冬は冬で極寒の冬になっていくかもしれないと伝えていました。
秋の大混乱・・・・こういう季節の風景ももしかしたら大きく変化していくのかもしれません。そう思うと芝生に咲いたきのこが何となく愛おしくなりました。
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