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2014年08月17日19:00

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934 イギリスオルゴール協会の機関誌

イギリスに在るオルゴールの愛好家団体MBSGB( The Musical Box Society of Great Britain )から、機関誌The Music Boxの2014年7号が送られてきました。

この団体はアメリカのMBSIとは違って歴史や機構の研究に多くのページを割いていて、その研究のレベルはとても高いものです。しかし文体と使っている単語のレベルも高く、常に辞書が手放せません。

オルゴールの販売等に関する情報と、クラブでのミーティング等の報告はアメリカの方が充実しています。アンティークのビジネスとしてオルゴールを取り扱うのでしたらアメリカ、歴史やメカニズムの研究を掘り下げるのでしたらイギリスでしょうか。私は欲張り、両方とも必要です。

写真1は今回の表紙、写真2は4月にデュコマン・ジロゥ工房製のマンドリン・フォーマットを修復する職人さんを紹介してくれたルーク・ゴールドホーンさんが執筆した記事。大型のシリンダー・オルゴールと全く同じ構造で、シリンダー長が9.5センチという異様に小さいオルゴールについて。

写真3は今回デュコマン・ジロゥ製オルゴールの修復をしてくれた優秀な職人ニコ・ウィーグマンさんの記事。シリンダー・オルゴールのあちこちの部品に打たれた刻印の意味について。

どちらの倶楽部の会費も円高のおかげで超安い、もしアンティーク・オルゴールに興味を持たれたら是非加盟して購読されることをお勧めします。
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