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2014年02月03日21:49

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878 国鉄荷物車

写真1はオハニ36形オハニ36 16、1976/3/1国鉄東海道本線京都駅。
昔のローカル線の列車には、このような合造車(客室と荷物室で1輌)が連結されていました。田舎の列車ではたくさんの荷物輸送が期待できなかったのでしょう。

写真2はマニ36形マニ36 2064、国鉄東海道本線大阪駅。
1945〜1947年にオロ40形オロ40 58として竣工。
1963年から車内設備はそのままで格下げ、電気暖房化改造でオハ55型オハ55 2053。
1966〜1967年に今度は荷物車へ再度格下げ、マニ36型マニ36 2064と改番。
プラットホームに立って眺めると花型優等車時代とは違って、荷物運搬台車がぶつかった跡が側板やドアのあちこちにたくさん残っていました。

写真3はスニ75形スニ75 31、国鉄予讃線高松駅?。
太平洋戦争で爆撃を受けて焼失したオハ31 501を、1946〜1948年にとにかく動けるように最低限の復旧工事を行って、通勤用客車オハ70形として就役させました。
1952年になるとオハ70ではあまりにも酷いということで荷物車スニ75形に格下げされました。日本が最も困難な時に客車として活躍した戦災復旧車の面影をとどめていました。

追加の写真と記事は http://satoyama.in/auto/sharyo/auto914.html と http://satoyama.in/auto/sharyo/auto915.html をご覧下さい。
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