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2011年12月21日22:50

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「男色」と「壁」(『平清盛』完全読本のインタビュー)

昨日(12月20日)は来年の大河ドラマ「平清盛」のガイドブックが、
3社から同時に発売された。

・平清盛 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) 208頁
NHK出版
https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=69233592011
・NHK大河ドラマ「平清盛」完全ガイドブック (TOKYO NEWS MOOK 267号)
165頁
東京ニュース通信社
http://tnsws.jp/shop/item_detail?category_id=TNM&item_id=HBTDM4011111220001001

・NHK大河ドラマ「平清盛」完全読本 (NIKKO MOOK) 174頁
産経新聞出版
http://www.sankei-books.co.jp/m1_magazine/9784819150361.html

いつもまめで素早いKさんから、「これが一番インタビュー充実!」
と勧められたのは産経新聞出版の完全読本。
親切な彼女は常にあちこちの友人に情報を提供しているのだ。

さっそく書店で3冊読み比べたところ、どれも人物相関図、グラビア、
ストーリーダイジェストなど読みどころは似通っているものの、
藤原頼長を演じる耕史くんへのインタビューでおお!と刺激されたのは、
確かに彼女の言う通り、産経新聞出版のものだった。
さすが長年「山本耕史のちょっと休憩しませんか!」を連載してくれているところだなあ。
迷わずこの1冊を購入。

耕史@頼長インタビューは39頁。その後半部分に曰く
-------------------------------------
ストーリーが進んでいって何より驚いたのが、頼長が男色家だということです。
その描写が台本にかなりしっかりと書かれていて、
まさかここまでやるとは思いませんでしたから、衝撃が走りました。
でも、それも彼の妖艶な部分や不気味な部分を表現するには
ぴったりなエピソードだと思っています。
(中略)
保元の乱で清盛たちと相対することになる頼長は、
ドラマ前半部分のスパイス的な存在だと考えています。
清盛が成長していくために乗り越えなくてはならない、
ひとつの「壁」として、彼の前に立ちふさがるのです。
僕はより高い「壁」として存在することを目指して、
この物語を盛り上げていきたいですね。
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壁になって立ちふさがる!
この言葉からヘドウィグを連想しない耕史ファンがあろうか。

”頼長はある種の狂気のようなものを漂わせています”とも語っているけれど、
先日見た2分版のプレマップでちらりと流れた頼長の横顔アップだけでも、
その狂気がひしひしと感じられて、目が釘付けになってしまった。
やはりこのひとは、どんな役も芯をとらえて命を吹き込むんだなあ。すごい!

頼長登場は第8回(2月26日放映)。楽しみです。
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