時代劇と大河ドラマ（「キネ旬ムック」と「ステラ」）

12月は『GODSPELL』にどっぷりだけれど、さすがに日参はとても無理。
立見の追加席のことなど聞くと、心騒いでしまうけれど、
今日も会場で熱狂しているであろう友たちを尻目に、
我が家でおとなしくドラマ『目線』リアルタイム鑑賞。
うーん…。原作とは別物だー。
やっぱりヒロインをいじらしく健気にしないとドラマにならないのかしら。
その分敵役は徹底して意地悪くなっていて、底が浅くなった気が。

加納くんの佇まいはもちろん良かったけれど、
二人して旅行して宿に泊まるなんて、設定がちょっと強引。
これも見せ場・サービスということなのか。
原作の、最後まで張りとおしたあかりの意地はなかなか良かったのにな。
本来加納くんは涙をこらえて彼女に自首を勧める側にあったわけで、
そのほうがドラマティックだったのに、ずいぶん甘々な結末。
反比例して感想は辛口になってしまう。
気が向いたら、もうちょっと詳しい感想を書くかもしれない。

本日書店で見た『映画、ドラマ、小説で楽しむ時代劇』
（キネ旬ムック・1400円）は、ここ最近の時代劇の特集号。
http://www.kinejun.com/book/detail/tabid/89/Default.aspx?pdid=978%E2%80%904%E2%80%9087376%E2%80%90720%E2%80%908
p.34-35に『戦国疾風録 二人の軍師』もあって、
公式サイトにあるような写真も色々載っていて嬉しかった。
『最後の忠臣蔵』や『忍たま乱太郎』の頁もあるけれど、耕史くん写真はなし。
時代劇の撮影場所の紹介頁もあって、
もちろんワープステーション江戸も出ている。
あれこれたっぷり楽しめそうな一冊。
『最後の忠臣蔵』は友人のおかげで試写会で見ることが出来たけれど、
これも色々うーん…と思うところもあり、疑問もあり。
もう明日から上映開始だから、これも書けたら記事にしておきたい。

もうひとつ。
本日（12/17）発売の『ステラ』http://www.nhk-sc.or.jp/stera/に、
「あなたも挑戦！大河ドラマ検定50作」という
大河ドラマに関するクイズ頁（p.167〜169が）があって、
10問目に『新選組！』「流山」の近藤・土方の別れの場面の写真が！
手元が隠してあって、「この時二人は何を手に持っていたか」という、
『組！』ファンには今更何だの質問（笑）。
でもこの場面の二人を見るだけで、なんだかじーんとしてしまう。
それほど大きい写真じゃないけど一応他の質問写真よりは大きめ。
土方の横顔はいつ見てもうつくしい。