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2010年07月03日11:00

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衆愚政治をどのようにして未然に防ぐか


 ここで一つ、思い切ったネタを。7月分はこのネタが最初になります。


 「衆愚政治」、それは多数の愚民による政治を意味しており、民主主義政治体制において生じうる現象となっています。
我が国では、主として地縁・血縁といった類の「しがらみ」が介在して衆愚政治に至りやすかったりする場合が多かったりします。

 日本に「せんたく」なる国民運動組織が存在しますが、発起人代表に三重県知事経験者である北川正恭(きたがわ・まさやす)氏は発足当時の記者会見で「今の国会の現状は、国民に選択を求めるだけの論議や体系的な政策が出来ていない。地方や国民も『お上意識』が抜けていない」と述べました。
この北川氏の「『お上意識』が抜けていない」という発言には「はっ!」とさせられるものがあり、いつも国政選挙にて良い成果が中々出ないのもそこにそもそもの原因があるのではないかと思えるものがあります。

 我が国において衆愚政治を排除するにあたっては、まず「お上意識」というのを排斥(はいせき)しなければ話はすすまないでしょう。今後、参政資格については知的訓練がある程度十分でない者はこれを認めない方向でいくか、あるいは某侍系芸人が言うように「参政資格認定試験制度」を創設して、合格して初めて参政資格が保証されるようにするというものです。試験は合格するまで何度でもトライできるようにしますが、戦前世代の多くは知的訓練が十分でない人が多いので一度も合格できずに一生を終えるかもしれません。
また、一度合格しても投票を棄権すると資格を失うというペナルティも付けておくべきでしょう。


 近年では、中学や高校でも「模擬投票」というのを授業の一環として実践している学校現場もありますが、これを全国単位で普及させて、参政資格認定試験制度との複合作用で、選挙人の質的レベルが向上すれば、この国の品格も復活を見ることが出来るはず・・・。

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