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2009年08月03日00:38

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陽炎3ガイドブック撮影場所めぐり

陽炎3も残すところあと一回のみ。
本当にこれで「坂崎磐音」のストーリーは一応の決着を見る。
今まで原作を読み込み、ロケ撮影にも足を運び、
熱心に見てきたファンとしては、終了となるとさみしくて、
遅ればせながら、放映開始直前に出された「陽炎の辻3完全ガイドブック」の
山本耕史くんのインタビュー撮影場所を歩いてみた。

18頁〜21頁までの6葉は、隅田川沿いに歩ける隅田川テラス。
バックに見えている赤と緑の色合いの橋は、物語の要である両国橋。
もっと後ろのほうには総武線の鉄橋なども。
彼が立っているのは、昔の両国西広小路側(今津屋さんのある場所)の岸辺。
江戸時代の両国橋は現在の橋より堅川寄りにあったはずだから、
まさに立っているあたりが、昔の両国橋の地点かもしれない。
隅田川には今も屋形舟やら定期便の水上バスが行き交って、水都の面影あり。
広い川面と広い空。このあたりの風景は大らかで好きだなあ。

橋はわりとすぐにわかったのだが、続く塀と甘酒のお店は、
お友達の調べで判明した。持つべきものは友ですね。感謝感謝。
やはり撮影場所は磐音ゆかりの地ということで、両国と深川だった。
22頁の白い漆喰の壁と黒塀は、旧安田庭園の塀。
横綱町公園に向かう道沿いの、同愛記念病院に面したあたり。
旧安田庭園という名は、もと安田財閥の所有だったからだが、
さらにその昔は松平右京亮の屋敷があったところで、典型的な大名庭園。
http://visit-sumida.jp/spot/6085/

23頁で甘酒を飲んでいるのは、深川は富岡八幡宮の鳥居をくぐってすぐ左手、
江戸小物や祭り用品のお店・萬富商店の店先。
残念ながら、写真に写っている甘酒ののぼり旗は現在見られなかったが、
お店のかたの話だと、通常甘酒はお正月のみとのこと。
ということは、写真撮影の時は、わざわざ出してもらったのだろうか。
調べてみると、江戸時代には甘酒は夏の飲み物だったとか。

ちょっと心残りだったので、すぐ近くの深川不動参道にある、
「清水」さんで甘酒をいただいた。おろし生姜も入れて、ふうふうして飲む。
暑い時に熱いものを飲むのも、良いものです。
深川は陽炎シリーズ1の放映前にも、六軒堀跡やら、猿子橋付近やら、
霊厳寺やらをめぐったなあ。なんだかすでになつかしい。

*写真は順に両国橋、旧安田庭園の塀、富岡八幡宮の萬富商店
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