「音楽があたしを取り巻くんだ。音のいいところ、響きのいいところで歌ったら、それは凄くてね、響きが返ってきて自分で自分が包まれるんだ。そうすると、なにかが自分を軽くしてくれて、なにかもなくなるよ」「こんなに幸せなことって、他にあると思う。ない
リカはいい役者になった。 劇団ひとり版「浅草キッド」を、またまた見直した。 深見千三郎の女房、麻理を演っている鈴木保奈美をもういちど見たかったからだ。最初に見た時から「えー本当かい。化けたねぇ」とびっくりしていたのだけど間違いない。「これ
さあて、と。 読み返すんだよね今までの。反省を込めて。でね、はじめるとこれが止まらなくなる。「なるほどね、うーん、次行くか」「ふむ、ふむ、ふむ、次行くか」 次から次とキリがない。あー、止まらない汽車が行く。反省を込めて見ているんですよ、反
えーと本日はアマゾンの干し首の話です。 大方の人は知っている。「知ってますよねぇ、アマゾンの、干し首」 ぼくがはじめてこれを見たのは小学校に上がった頃、「明日、動物園に連れて行くよ」 ぼくと兄、二人の面倒を見てくれていたおばあちゃんがいて
○2011年02月09日の日記再掲載 東電OL殺人事件の3話を一括掲載します。 東電OL殺人事件の犯人は当初、ネパール人のゴビンダ氏が逮捕されるも無罪、有罪、無罪と二転三転を繰り返した難事件です。ゴビンダ氏は、ようやく最高裁で無罪を得ます。「東電OL殺人
都知事選、小池さんのゼロ打ちの当確、3選です。「へぇー、そうですかねー。いいんですかねぇー、これで」というようなゲンナリ感満載の結果です。 まったっく、しょうがねぇなあ、と言いつつ考えます。 ○ この結果は、大き
○2010年08月30日の日記再掲載 8月15日、終戦記念日の周辺になるとさまざまな戦争ドキュメンタリーが放送される。ぼくは毎年、できるだけ見るようにしているのだけれど、今年は「玉砕」という番組にこころ引かれたね。「玉砕」、玉となって美しく砕け散るこ
ぼくが話したいことは、もう、そう多くはない。 ここまで来ると、なんとも解決不能な悲しさなどが生まれて困っている。はじめの頃からぼくなりに次々と謎解きをしながら前に進んできたのだが、ほぼ糸口ぐらいはたどり着いているだろうか。ひとつひとつ反芻
一応、現在のところです。もう予想外の蓮舫さんの苦戦。当初からキズ物大会で弱ったもんだ、とぼくは言ってたのだけど、蓮舫さんにここまでキズの痛みがあるとは思いませんでした。 そのあたりを、分析すると「1テーマ・3局面」で、蓮舫さんはいささか手痛
映画監督にはなにかと伝説が多いのだが、中でもひとつ図抜けているのは古澤憲剛なんだと思う。 東宝の若手監督で、後に(60年代中頃に)無責任シリーズで大当たりをとる、というあたりで少し見えてきたでしょう。人情とか、古澤に言わせれば「小さいことに
さーて、と、本日は浪曲の広沢虎造です。知らないでしょ、教えますよ。「石松代参」をはじめいまなお残る数多の名調子、虎造節、なんとか文字で再現にぃー、難しいけどーぉー、あーい努めま〜す〜。 広沢虎造と言っても知ってる人はもう少ないね。浪曲師で
○2007年04月11日の日記を改訂:文末に「たけし」のコラム リズムもいい。声もいい。「ギャ、ハハハッ」あの、笑い声もいい。 言い尽くされたことだが、植木等は高度成長の申し子だった。それ以上かな。いまとなって見ればだが、高度成長の「ブロマイド」と
1 何ひとつ言い訳をすることなく、去っていく男の姿。かすかに半身になり顔が覗くのだが、振り捨てるように去っていく。ただそれだけで何の言葉もなく、去っていく。背中にはうっすらと雪がかかっている。 もうラストになっ
「百合子×蓮舫」の一騎討ちがいよいよ決まったようです。そこで、です。蓮舫さんに、特別な勝利への鍵についてお話しをしよう。カチャ、はい、前説からです。 蓮舫さんの問題は行き着くところは二重国籍問題なのですが、これもねぇ、極端ですが「国籍なんて
○2008年5月8日日記を書き直し再構成 1 えー、明治以来の噺家でいちばんの名人は誰かと言えば橘家圓喬、これは少し前の噺家どなたに聞いても変わらぬようでございます。 NHKの不人気大河でありました「いだてん」で、森
(「苫小牧の港にサイコロが売っていた」という旅行記事を読んで、それを再現した原稿です) えーと、うーん、苫小牧からフエリーに乗ろうしたんだね。仙台行きだ。 少し時間が余ってる。ガラガラの乗船口の前、売店の方をフラーっと歩いて行くよ。 ショー
○2008年07月24日の日記再記載「日本映画の父」と称される人に牧野省三がいます。 もともとは京都・千本座の小屋主でしたが、ひょんなことから映画に出会い、「ワシ、これをやるー」と映画作りに打ち込みはじめました。映画は「1.スジ、2.抜け、3.動作」が
ぼくは、あの頃、話し言葉を探していた。あの頃というのは学校を出て10年以内でライターとしてはまだ駆け出し以下の素性の頃だった。 当時、文章というのは、文章語であって語り言葉とは少し違う、というのが共通認識だったのかな。だから硬いし、抽象語を
東京都知事選です。ほぼ煮詰まってきて、小池百合子対蓮舫の決戦になりそうですね。名付けて「KR決戦」。 しかしまあ、キズ物同士の戦いで「少しウンザリのところ」ではあるのです。 小池さんは、学歴で嘘をついてたという疑惑、 蓮舫さんは、二重国籍で
ヒカルは、藤圭子の居場所さえ知らなかった。家の中の、毎度のモメ事に耐えかねてヒカルは叫んだ。「もうこの場所にいないで」この叫びから母娘の絶縁がはじまっていくのだが、その様子は文字面通りまったくの音信不通。かつて時代のことではない、電話一本
大谷が14号を打ちました。 昨年と比べると、ホームランがよく止まるなど、心配の声もある大谷ですが14号ホームランは良かった。で、どこがどう良かったか、はたまた素晴らしいか、分析します。 ○ まっすぐよく伸びた左
○2009年08月31日の日記再掲載 みなさーん、また自民党が沈没するかもしれない季節が来ましたよ。そこで、でーす。前回、民主党がどうしてあのような推移を迎えたのか。ま、そんなことを思い出しながら、当時の文を掲載します。いくらか参考になるかと思いま
日本のサブカルチャーはどこから生まれたのか。これはねぇ、ぼく的には、はっきりしています。1970年、パックインミュージック第二部の林美雄の放送からはじまりました。これが答え。マスコミがノーブランドの若者文化と結託したはじめての放送です。
そこに そこに そこにいるのは ただ生きてるだけの 馬鹿な女さ 母親が亡くなった後、藤圭子は自分の歌「ただ生きてるだけの女」をなぞるように生きていた。 人生というのは、あちこちに虚無が転がっている。誰もがそいつに躓(つまず)きながら生きる
ユーチューブにはびっくりした。なんとアラン・レネの「夜と霧」がアップされていたのだ。ぼくは60数年ぶりで、この映画に出会うことになった。懐かしいという類の映画ではないが、まさかこんなに簡単に見ることができるとは。「京橋のフィルム・アート・セ
「オイラあ、でぇ好きだ」 ここんとこだよ、ここ、落語のいいところはここに尽きる。ここでエレキに打たれたように、ビーンと覚醒しないようじゃとても見込みはねぇ。先がないよ、無駄だ。無駄はただより始末が悪い。「え、え、話がよくわかりません、なんの
どっちも快しとしないだろうけれど、似ている。「その方は、どちらの方なんですか」「あんたたち、なに言ってるのよ、反省しなさい」などとどちらもきっぱり否定するね。 でも、無理。似過ぎてる。本人たちもどっかでわかっていたと思うよ。「菅井さん、母
「お母ちゃん、いままで苦労をかけてごめんね」「もうこれからはお母ちゃんと暮らすわ」 人はどんなことから親と音信不通になることができるのか。藤恵子は母親、澄子さんと長い間、見事に音信不通だった。母親は、マスコミに娘の体裁のために「連絡はありま
○2009年1月3日の日記を加筆と答え。「俺ら、東京の田舎っぺだから」 服部時計店の前で、談志が日本語上手の外人インタビュアー、パッくんに思わずつぶやいた。 あー、はじめてだなあ。よくぞ言った。何年間、何十年間しまっておいたんだろうに。言っちゃっ
「大谷が打つとあきれて笑っちゃう」と言う人が多い。解説者(特にアメリカのキャスター)がそうだね。ぼくはあまり意識していなかったのだけど11号のセンターバックスクリーン越えを見て、知らず知らず思わず大きな声で笑っちゃった。「アレ、おれ、笑ってる