時間は有用に使うべき。産まれて死ぬのにいかほどか。瞑想に打ち込めるのは、その問題と向き合うことでもある。誰が見てようと、誰も見ていなかろうと、善は、機会は、今しかない。悟りには狡猾にも、非情にもなる。貪欲にもなる。毎日一つの積み重ねだ。一生
涅槃を求める瞑想のみだが、他にも奇特で趣深いものがある。ヨガ。これは、体の神秘を学ぶ。真言。これは、言葉と声の不思議。また、密教には、仏や仏界を観想するものもある。一般瞑想、対象に集中する。宇宙瞑想。これは宇宙を身近に体験する。法術。これは
仏教徒の生活を言う。世間と出世間の間とし、三宝を敬い、持つ物少なく、足るを知り、怒りなく、罪を犯さないよう、減らしていくように努め、なるべく静かに過ごし、時に瞑想をする。この七つができれば、福徳積まれ、来世には仏の元に生まれ、娑婆から解脱す