『ヒッチコック』 酒とブロンドをこよなく愛し、自身の映画ではカメオ出演することでも知られるサスペンスの巨匠ヒッチコック(以下ヒッチ)のインサイド・ストーリー。代表作である『サイコ』の誕生秘話がつぶさに語られる。 …とはいえ、熱心なファンには
『コズモポリス』 ジャクソン・ポロックを想起させるアクション・ペインティングから始まるクローネンバーグの新作。革新的かつ抽象的な作品なのかと身構えてしまうが、当たらずとも遠からじ…といったところか。資本主義の終末を暗示する実にメタファーに溢
『The Perks of Being a Wallflower(原題)』 誰しも心に闇の一つや二つは持ち合わせているのじゃないか。少なくとも<そういう人物>の方が信用できそうな気がしてならない。過去のトラウマが原因で他人に心を開けずにいる高校生のチャーリー…。タイトル
『ホーリー・モーターズ』 痛快!かつて<恐るべき子供たち>と呼ばれた筆頭であるレオス・カラックスの13年ぶりの長編映画がまさかこういう手法でくるとは!既成概念への挑戦状とでも言うべきか。 いつかどこかの話で、指令に従い様々な役柄を演じる<オス
『フッテージ』 かつて大ヒットを飛ばしたノンフィクション作家のエリソンが“夢よもう一度”とばかりに「一家首吊り殺人事件」をテーマにした新作執筆のために、事件のあった屋敷に引越すことからはじまる。いつも事件現場に身を置いて“後追い体感”して執
『暗闇から手をのばせ』 日本に障がい者はどれほどいるか、映画の世界では諸外国と比べあまり目にしないので<案外少ない>と思うかもしれないが、決してそんなことはない。日本では障がい者が健常者に混じって生活しづらいという現実が横たわってるに過ぎな
『王になった男』 暴君として知られる朝鮮15代目の王・光海君の影武者を描いた娯楽作品。イ・ビョンホンの王様と影武者の演じわけも見所。 児童文学「王子と乞食」じゃないが、瓜二つのものの入れ替わりドラマは昔からある。その意味では上のものが下のもの
いよいよ直前に迫った第85回アカデミー賞。当たるも八卦、当たらぬも八卦で今年も大体予想を。(この時期が一番楽しい)
毎年思うことだが、現時点で日本公開されていない有力映画も結構あり、当たらなくとも仕方ないのですが、とりあえず予想一覧を
ブリリア・ショート・ショート・シアターという劇場をご存知だろうか。横浜にある短編専門の劇場。実はこれまで不勉強で知らなかったのだが、ふとしたことで今年のアカデミー賞にノミネートされている『リッチーとの一日』を上映していると知り、是が非でも
『世界にひとつのプレイブック』 人生でもっとも大切なものを失い奈落のそこへ突き落とされた時、人はいかに這い上がることが出来るか…。 妻の浮気が原因で、家庭も職もダメになってしまったパット(ブラッドリー・クーパー)、同じ頃夫を亡くし似たような
最高の人生のはじめ方 [DVD]http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=11939455&id=1733399 ロブ・ライナーとしてはアベレージ的な映画。だから劇場にはかからないのかな?良くも悪くも安心して見られる。DVDは3月6日に発売予定。
WOWOWシネマでは3月10
『End of Watch』 定番のテレビ番組に『警察、密着24時!』のような犯人追跡番組があるが、まさにそれを映画でやった作品。パトカーの車載カメラや個人的に取りつけたピンホールカメラなどを駆使して、いまやひとつのスタイルとなったPOV方式で描き出される
『ダイ・ハード / ラスト・デイ』 1作目から離れ随分遠い所に来たなぁ。それはアメリカを離れてモスクワに来たからではない。(笑)1作目の弱気とぼやきで奮闘していた“人間らしい”姿は消えうせ、すっかり超人になってしまったジョン・マクレーン。死に
明日『笑っていいとも』にタランティーノが出演するって?そんな話が昼過ぎからツイッターで流れていた。 先日、映画評論家「町山智浩」を迎えてのトークイベントにあわせる形で来日し、このイベントに乱入したらしい。http://eiga.com/news/20130212/15/
メリダとおそろしの森 ブルーレイ(3枚組/デジタルコピー & e-move付き) [Blu-ray]http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=11939455&id=1624723 ちなみに、吹き替えで見ましたが、メリダ役の大島優子は(傑出はしていないけど)許容レベルかな? 短編『月
2012年 第86回キネマ旬報ベスト・テン第1位作品鑑賞会と表彰式 初めてキネマ旬報の授賞式に行ってみました。場所は銀座ブロッサム中央会館、ここも初めて。 日本映画・外国映画・文化映画それぞれの1位になった作品も上映され、その後授賞式が執り行われま
『ゼロ・ダーク・サーティ』 オンライン試写で鑑賞。
『ハート・ロッカー』でオスカー監督となったキャスリン・ビグローの力作。前作の姉妹品と呼んでもいいかもしれない。 9.11アメリカ同時多発テロの首謀者オサマ・ビン・ラディンは、2011年5月に
『ムーンライズ・キングダム』 ウェス・アンダーソン版『小さな恋のメロディ』か『リトル・ロマンス』か、一言でいえばそうなるだろうか。色彩・衣装・音楽とどれもがオシャレでスタイリッシュ。キャラクターの性格が“色濃く”表現されるあたりも可愛らしく
「雪が降ります」警戒するのは間違っていないが、結果的に雪は大して振らず遅延の元とはならなかった。だが、心配のあまり事前に間引き運転にしちゃったため混乱をきたした…って、結局は降雪の有無に関わらず乱れてしまうのね。
影響を受けた皆様、
明日、関東は雪だって?
エイプリルフールにはまだ早いな…、天気予報が当たると困るから今のうちに東京都美術館で開催中の「エル・グレコ展」 へ。(またもチケット譲っていただき感謝!)…とその前に腹ごしらえ。 公開中の映画『きいろいゾウ』との
『天使の分け前』 「日本から海外へのお土産にするならウイスキーがいいよ。」と海外旅行のガイドからアドバイスを受けたことがある。日本国内でウイスキー人気は下降線だが、世界的には5大産地と呼ばれるうちの一つ。そんな日本のウイスキーの手本となった
『人生、ブラボー!』 遥かカナダから届けられた大人のおとぎ話。少子化が問題視される日本では羨ましいトラブルか!?家族の大切さは洋の東西を問うものではあるまい。 病院で大量の精子提供の結果、当人の知らぬ間に500人を超えるパパになっていて、そ
『アウトロー』 トム・クルーズの新シリーズ。『ミッション・インポッシブル』と並ぶヒーローものになるのかと思いきや…。邦題も“あれ”だけど、中身も「今時ないでしょ」といいたくなるレトロなアクション映画。それなりに<スキルのある人>なので読み違
『塀の中のジュリアス・シーザー』 異色のドキュメンタリー。リアルとファンタジーの両方にかかる演劇は珍しいかも。刑務所の中といえば、規律に縛られ芸術的な活動なんて無縁に思える。刑務所内を扱った映画では無気力な囚人に音楽や絵画などをさせて人間ら
このところ主演映画が次々公開されるジョセフ・ゴードン=レヴィットだが、これは未公開でDVDスルーになるようだ。(日本とアメリカではジャケットデザインが違う)プレミアム・ラッシュ [DVD]http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=11939455&id=1917701
『Safety Not Guaranteed』 人生をやり直したい。誰しも一度や二度は思うことだろう。今が満たされていればそんなことは思わない。最愛のママを亡くしてから、どこにも居場所がみつからない少女ダリウス(オーブリー・プラザ『スコット・ピルグリム VS. 邪悪
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 人は辛い現実を直視しがたいもの。生きるために様々な緩和策を意図せず講じるものだと思う。名匠アン・リー監督は極限状況下でのサバイバルの苦労を美しい映像とともに見事な作品に仕上げている。 ヤン・マー
『Cross of Honour』(Into the White) ハリポタの子役たちも<脱子役>からそれぞれの道を模索していると思うが、“ロン”ことルパート・グリントが選んだ次回作品はこれ。『Into the White』が正式タイトルだと思うけど、英国盤DVDタイトルは『Cross of H
『Being Elmo: A Puppeteer's Journey』 最近、昔の“交際”問題で降板になってしまいケチがついた格好になったが、セサミストリートの人気キャラクター<エルモ>の人形遣いケビン・クラッシュを追ったドキュメンタリー。 最初のパペットの秘話や誕生当初