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日記一覧

『未来よ こんにちは』
2017年04月15日01:06

『未来よ こんにちは』 予想外の困難に直面した哲学の教師ナタリーの生き方をまっすぐに写し取った人生讃歌というか「これが私の生きる道」を強い意思で描く。まさに主人公が哲学教師という役柄を反映したようである。 “エリック・ロメールの後継者”とも

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『ゴースト・イン・ザ・シェル』 実写化の話を耳にした時には期待しないようにと肝に銘じたが、公開が近づくにつれてやはり気になる。海外ではヒロインのホワイトウォッシュで物議を醸しだしていたようだが、そこはまるで気にもならなかった。もとより日本の

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『ムーンライト』
2017年04月12日01:12

『ムーンライト』 美しい映画。スタイリッシュで青みがかった映像も繊細な精神性も…。 劇中でこう言われる。ムーンライトに照らされると黒人は青く見える…と。美しい表現である反面、月は陰を表す。シャロン少年の生き方はまさに日陰者。黒人で家庭は貧し

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『午後8時の訪問者』
2017年04月10日14:54

『午後8時の訪問者』 時間外に診療所を訪れた人に対応しなかったばかりに、一人の命が失われる。もちろん医者を責めることはできないのだが、人の命を救う仕事というのが何よりも痛切。自責の念にさいなまれる医師が亡くなった女性の謎を追うミステリー仕立

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『はじまりへの旅』
2017年04月09日02:58

『はじまりへの旅』 物質文明に批判的なスタンスは、70年代のヒッピーに近いだろうか。最新の便利グッズやシステムとは無縁でも、肉体的な充足感で人生を豊かに感じる。そんな生き方を選んだ両親の元で育った6人の子供たちが母の葬儀で街に出ることとなり、

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 仕事が立て込んでいて中々自由時間もままならなかったが、少しお休みが取れたので、いざ劇場へ。休みに観たのはヤスミンの遺作となった『タレンタイム 〜優しい歌』。 まだ51歳という若さで亡くなったヤスミン・アフマド監督の人柄が伝わるような青春映画

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『フリー・ファイヤー』
2017年03月30日00:30

『フリー・ファイヤー』 売り文句に「ギャング対ギャング」とあるように、取引で顔を合わせたギャング一家たちが些細なことから交渉決裂して派手な抗争に発展するワンシチュエーションのバイオレンス・アクション映画。 1978年ころのボストンの裏社会を舞台

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『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』 昨年のフランス映画祭で上映されていた映画だが、ようやく一般公開。 フランス映画らしいといえば“らしい作品”かもしれない。実に面倒くさい恋愛話で、中々共感しにくい設定。 スキー事故で膝に大けがを負った弁

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『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』 父の教えで一夫一婦制に歪んだ価値観を抱くようになってしまったヒロイン<エイミー>のこじれた話。教えのためか既成概念に縛られず自由奔放に生きるのは良いとしても、SEXは遊びで

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『キングコング 髑髏島の巨神』 超ド級のプロレス怪獣お祭り映画。ともかく理屈抜きでバトルを前面に押し出したのは今どきなのかもしれない。何度か作られたキングコング映画だが、ピージャクのそれよりも展開が速い。スカル・アイランドに着くのも早いし、

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『人類遺産』
2017年03月25日02:22

『人類遺産』 もしも地球上に人間がいなかったら…、もしも人間という生き物の性質が違っていたら…。近未来ディストピアを得意とするSF作家でなくとも、そう考えるのは珍しくないようだ。 『いのちの食べかた』で動物の命を粗末にする飽食の時代へ警鐘を鳴

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『WE ARE X』
2017年03月23日23:53

『WE ARE X』 『ラ・ラ・ランド』は夢追い人の挑戦を描いたミュージカル映画だったが、これは生きる伝説ともいえるロックバンド<X JAPAN>の壮絶な苦闘の日々を描いたドキュメンタリー。 メガホンをとったスティーヴン・キジャック監督は音楽ドキュメンタ

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『わたしは、ダニエル・ブレイク』 名匠ケン・ローチ監督が引退を撤回してまで作りたかった映画。見事、カンヌで再びパルムドール受賞。 ブレない庶民目線のケン・ローチ作品に変わりなく、その点ではファンなら大いに納得できるだろう。心臓の病のために手

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『SING / シング』
2017年03月18日01:28

『SING / シング』 やはり歌の力はスゴイ!! 映画の舞台は人間のように動物が暮らす世界。コアラのバスター・ムーンが経営する歴史ある劇場は今や破産寸前。活気を取り戻そうとオーディションで新しい才能を見出そうとするのだが…。 『ミニオンズ』のイ

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『ボヤージュ・オブ・タイム』 独特の映像美で知られるテレンス・マリック監督が『ツリー・オブ・ライフ』の発展形とも取れる表現方法で、深淵な宇宙の誕生からの膨大な時空を描く。月並みだが、とにかく見たことがないような驚異の映像体験の連続。 もはや

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『哭声/コクソン』
2017年03月16日02:38

『哭声/コクソン』 よくできた芸術作品やエンタメは世相を映す鏡ともいわれるが、昨今の日韓関係と照らし合わせるととても興味深いことが浮かび上がる。 物語は韓国の片田舎の村に謎の日本人が住み着いていることから始まる。閉鎖的な村の規律がよそ者によ

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『汚れたミルク / あるセールスマンの告発』 やるせない話。巨大グローバル企業の闇を告発するパキスタンであった実話ベースの再現ドラマで、『ノー・マンズ・ランド』のダニス・タノヴィッチの社会派映画。 貧しい出自で高学歴でもないが、真面目に働き営

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『モアナと伝説の海』
2017年03月13日01:33

『モアナと伝説の海』 海がもう一人の登場人物になるくらいに重要なディズニーアニメ。“選ばれし者”が救世主となる王道説話。 モアナとマウイのダブル主演といった趣がある。責任と自我との葛藤に悩みながらも自分の人生を生きることが、他者のためになる

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『ラビング 愛という名前のふたり』 米国・バージニア州で異人種間結婚が禁止されていた1958年、法に逆らって結婚したがために逮捕までされた白人男性リチャードと黒人女性ミルドレット夫婦の実話物。ただ愛する人と一緒にいたいという簡単な願いがこうも遠

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 ようやく確定申告終了。今年からマイナンバーでの申告が義務付けられたワケだが、私の地区の会場ではプラスチックのいわゆる顔写真付きの人は優遇されていて、別の列でさっさと終わらせていた。 郵送されたままで、顔写真付きに変更手続きをしていない私を

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『ナイスガイズ!』
2017年03月03日01:30

『ナイスガイズ!』 舞台は70年代のロサンゼルス。13歳の一人娘ホリーを持つシングルファーザーのへっぽこ探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)と剛腕示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)の凸凹コンビが繰り広げるユーモラスなアクション・バディ・ムービー。

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『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』 『ハンナ・アーレント』、『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち』、『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』とここ数年アドルフ・アイヒマン関係の映画が目に付く。 強制収容所に多くの

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 夢の祭典の採点結果はいかがだったでしょうか?当方の予想はどうにか過半数的中したから良しとするか。(笑) しかし驚いたのは作品賞発表で前代未聞のハプニング!こんなことってあるの?(←ないから前代未聞!)もう、W受賞でいいのではと思ってしまった。

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『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』 「子供は欲しいけど夫はいらない。」なんとも現代的なサバサバした発想だが、実行するとなると様々な障害が立ちふさがる。愚直なまでに一直線で不器用なマギー(グレタ・ガーウィグ)はインテリ男性の精子を使って子

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『ラ・ラ・ランド』
2017年02月25日00:20

 ようやく長かった仕事の山が過ぎたので、溜まったうっぷんを晴らすかのように劇場へ。目指すは本年度アカデミー賞大本命!『ラ・ラ・ランド』 映画を愛するものなら、映画とかかわりがあるものなら、きっと鑑賞後に色々と語りたくなるのではないか。ハリウ

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『たかが世界の終わり』
2017年02月20日00:52

『たかが世界の終わり』 『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞したグザヴィエ・ドランは本作でカンヌ国際映画祭グランプリ受賞。いかにグザヴィエ・ドランが映画人に愛されているのかがよくわかる。 12年ぶりに帰郷する人気作家のルイ。疎遠

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『マリアンヌ』
2017年02月18日00:44

『マリアンヌ』 クラシカルな装いの第二次世界大戦を舞台にしたメロドラマ。露骨に『カサブランカ』を意識させる下りやサスペンスが古典を思わせる。ロングショット多用、映像的にもスクリーン映えする職人ロバート・ゼメキスらしい技が冴える。…のだが、い

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『スノーデン』
2017年02月16日01:15

『スノーデン』 どの国も秘密は抱えているだろうが、それでも元CIA職員のエドワード・スノーデンがリークした米国の秘密には驚かされた。9.11のテロ行為に端を発しているとはいえ、それが行き過ぎた人権侵害の条件を満たしているとは思えないから…。日本で

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 やっと仕事がひと段落したので、解放されたように外出。次の仕事が始まるまでの短期間(?)で気になっていた映画を少しでも観て行こう。『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』 おりしも米国では不法移民に厳しいトランプ政権が誕生したり、欧州でも

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『お嬢さん』
2017年02月11日03:41

『お嬢さん』 「このミステリーがすごい!」で1位を取ったサラ・ウォーターズの傑作ミステリー「荊の城」の映画化。原作の19世紀の英国から、舞台を1939年の日本統治下の朝鮮半島に置き換える。これがドンピシャ! 少しいかがわしい時代といい、当時の和洋

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