『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』 『アベンジャーズ/エンドゲーム』で一区切りかと思われたが、本作こそシリーズの締めくくり。『エンドゲーム』で大きな痛手を負ったヒーローチーム。後継の主軸となるポスト・アイアンマン探しがスパイダーマンこ
『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』 『ガルパン』と『エヴァ』は忘れたころにやってくる…(笑)、というわけではないが、続き物なのに間が空くのはきついでござる。せめてもの救いはさほど難解な話じゃないってことだろうか。 この最終章、全6話予定の
『COLD WAR あの歌、2つの心』 『COLD WAR(冷戦)』と題され、ポーランド映画となればアンジェイ・ワイダなどの名作が呼び起こされる。しかも監督は『イーダ』でアカデミー賞外国語部門受賞のパヴェウ・パヴリコフスキ。きりりと引き締まった美しいスタン
『妻たちの落とし前』、改め『ロスト・マネー 偽りの報酬』 劇場公開予定だったのがソフトスルーになって、さらにB級色匂うタイトル変更になったが、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞作品賞受賞のスティーヴ・マックイーンの新作で英国ドラマの映画化
『ガラスの城の約束』 『ショート・ターム』の監督と主演のコラボ2作目。否が応でも期待は上がる。 日本でも子供にまつわる問題は後を絶たない。暴力や虐待、育児放棄など取り巻く環境の悪化には心が痛む。愛情が決してないというわけではないだろうが、こ
『ハウス・ジャック・ビルト』 一筋縄ではいかないラース・フォン・トリアーの新作。苦手な人には永遠に和解できないだろうが、熱心なファンには代えがたい個性的な魅力を持つ。カンヌでお披露目された際に途中退席者続出というのももっともな話で、題名のロ
『スノー・ロワイヤル』 『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』を撮ったハンス・ペテル・モランド監督がハリウッドでセルフリメイク。 模範市民である除雪作業員が息子の復讐に燃えるアクション映画。マフィアに孤軍奮闘する怒れる父親役にリーアム・ニ
『海獣の子供』 五十嵐大介の原作コミックは未読ながら、『鉄コン筋クリート』などのSTUDIO4℃が制作というので興味を持って劇場へ。 まずは独特の映像表現に圧倒される。あえて線を重ねてゴリゴリと描かれたキャラクターデザインは今の潮流からみれば異端
印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション@文化村ミュージアム 先ほどスカパーで海外ドラマを見ていたら急に津波のテロップが入って「珍しいな、よほど大きいのか」と思っていたら、うちの実家方面での大地震。時間帯が遅かったので確認電話はしてな
『アメリカン・アニマルズ』 実話ベースの映画化は珍しくないが、当人たちが出演するのは珍しい。C・イーストウッド監督の『15時17分、パリ行き』のようにヒーローとして出演するならともかく犯罪者という立場では…。 大学の図書館にある希少本を盗んで一
『メモリーズ・オブ・サマー』 タイトルが示すようにひと夏の想い出を描いた“間違いないヤツ”。母子の関係と信頼感という命題は誰もが体験することではないか。 1970年代のポーランドの田舎町、父親が出稼ぎに出ていて、12歳になるピョトレックは母と二人
『愛がなんだ』 評判の高さが耳に入ってきて、観ようと思いつつ中々機会がなかったが、ようやく鑑賞できた。 「恋は盲目、ホレた弱み、痘痕もえくぼ」、片思いで現実が見えない状況の諺は古今東西を問わない。本作のヒロインもまさにその状態。クズ男の本質
『誰もがそれを知っている』 『別離』『セールスマン』で知られるイランの名匠アスガー・ファルハディがイラン世界から離れて描いているのが興味深い。 隠してきた家族間の秘密が一つの誘拐事件が元で明るみになる。事件そのものは解決したとしても、二度と
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』 お祭りワッショイなゴジラ映画。オリジナルへのオマージュも感じられる箇所にはオールドファンも頬が緩むのでは? 『GODZILLA ゴジラ』『キングコング:髑髏島の巨神』に続く“モンスター・ヴァース”シリーズ第3弾
『僕たちは希望という名の列車に乗った』 戦後、ドイツが東西に分裂してもまだ壁は出来ていなかった。先祖の墓参りなどの所用で、ある程度西側へも行き来できていたころの話。 ハンガリー動乱に2分間の黙とうをささげたエリート高校生らが国家によって締め
「クリムト展 ウィーンと日本 1900」 前売りを購入していたのだが、なかなか時間が取れずにいた。ようやく少し休暇が取れたので、この期に…と上野へ。 美術館自体も頻度が下がっているが、そもそも上野が久しぶり。 クリムトだからか若いオシャレ女子が
『ハイ・ライフ』 これも少し前に見ていたもの。 中々に不親切なクレール・ドゥニ監督によるSFスリラー。かなりの低予算と見えて、どこまでが作為的なのか戸惑ってしまう。おそらく監督はSFを撮りたかったわけではないと思う。ある極限状況下での人間の精神
約3週間ぶりに映画館に行ってきた。私用での外出は久々だなぁ。しかし、観たのはこれじゃないです。(笑)一応、備忘録として載せておこう。『ビール・ストリートの恋人たち』 ロードショー公開では見そびれていたので、名画座で拝見。初めて下高井戸シネ
『芳華 -Youth-』 近代中国史を一大絵巻的に描いた群像劇。映像的には見応えがあるものの編集に一工夫欲しいか。青年期だけに絞っても良かった気がする。少し長く感じたのは135分あるからだけでもないだろう。 文工団に属するシャオピンと模範兵リウ・フォ
『バースデー・ワンダーランド』 『クレヨンしんちゃん』シリーズなどで知られる原恵一の新作なので注目していた。キャラクター・デザインを「日本のアニメで仕事をするのが夢だった」というロシア出身イラストレーター<イリヤ・クブシノブ>に一任。そのた
『アベンジャーズ / エンドゲーム』 ネタバレを巡る話題には事欠かず、場外でも騒がしかったが、そろそろ落ち着いてきたか?言うまでもなく『アイアンマン』で始まったMCUの約11年にわたる集大成。これだけの主要人物の交通整理をしながら見せ場と決着をつけ
『幸福なラザロ』 一体この話はどこに向かうのだろう?そもそも時代がさっぱりつかめなかった。 現実に起きた事件を基にしているというが、初耳だった。小作人制度が廃止されてもなお小作人を奴隷のように使っていた事件が80年代にあったらしい。『夏をゆく
『RBG 最強の85才』 80歳を超えてなお最高裁判所判事を務めるルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)に迫るドキュメンタリー。直前に『ビリーブ 未来への大逆転』を見たので内容がとてもよく入ってくる。(笑) 上記の劇映画で若きRBGを演じるのはフェリシ
『ビリーブ 未来への大逆転』 男女差別が当たり前だった時代に風穴を開けた“RBG”ことルース・ベイダー・ギンズバーグの若き日の闘いを描く。今の映画界は空前のヒーロー作品で溢れているが、これは実在するスーパーヒーローのお話。 50年代のアメリカ、成
『イメージの本』 ヌーヴェルバーグの大巨匠、ゴダールの最新作。90近くなってもなおまだ挑戦し続ける姿はさすがゴダールと感じる。これまで数々の常識を打ち破ってきたゴダールだけのことはある。 一説には撮影が嫌いだと聞くゴダールだが、ここにある膨大
『ハンターキラー 潜航せよ』 ロシアと米国のにらみ合い。一触即発の危機に立ち向かう潜水艦々長ジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)。戦争に導く陰謀を阻止せんがために奮闘する姿がアクションたっぷりに描かれる。 攻撃型原子力潜水艦ハンターキラー
『シャザム!』 DCコミックスの異色ヒーローの実写映画化。シリアス路線が多かったDCだが『アクアマン』からコミカルな方面にも舵を切ってきたか。それをさらに推し進めたかのような面白さを感じる。一人二役ならぬ二人一役の設定がユニーク。変身モノと言え
『ダンボ』 ディズニーの長編アニメの実写化もついに『ダンボ』まで手が伸びた。数ある長編アニメーションの中でも指折り数えて…という名作中の名作ゆえ不安も大きかった。さすがにいくら最新のVFXを使ったとしても象が飛翔するのはイメージしにくい。そこ
『ザ・バニシング −消失−』 後年ハリウッドで『失踪』という題でリメイクされたオランダのオリジナル怪作が日本で劇場初公開。キューブリックをして「これまで観たすべての映画の中で最も恐ろしい映画だ」と言わしめたという形容詞が独り歩きしている気も