六月、水無月というと必ず思い出すうた。伊藤静雄の「水中花」(昭和12年)です。今歳 水無月のなど かくは美しき。軒端を見れば息吹のごとく萌えいでにける釣しのぶ。忍ぶべき昔はなくて何をか吾の嘆きてあらむ。六月の夜と昼のあはひに万象の これは自ら光
続きを読む
ログインでお困りの方はこちら
mixiニュース一覧へ