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2011年03月07日23:12

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『恋する日本語』の窪田正孝くん

私は基本的にNHKにチャンネルを合わせているので、
この番組の予告スポットは何度も目にしていた。
http://www.nhk.or.jp/koisuru/

”古い言葉を扱う言葉のアンティークショップ”という設定や、
そのお店「ことのは」のマダムを、余喜美子さんが演じているのも、
次々と訪れる女性客たちの顔ぶれも興味深く、
見てみようと思いながらも、ついうっかり見過ごしてしまい、
ここ2回、ようやく続けて見ることが出来た。
(深夜の本放送も夕方の再放送もリアルタイムじゃむつかしいので録画にて)

もうちょっとドラマ仕立てなのかと思っていたけれど、かなりゆるやか。
NHKお得意の教養解説的な雰囲気もある。
でもやっぱり「偶さか(たまさか)」とか「喃喃(なんなん)」とか、
現代では殆ど使われなくなってしまったものの、奥深く響きの良い言葉を、
マダム役の余さんがすらっと差し出して説明するのは気持ちいい。
こういう言葉たちって大好きだから。

そうこう言っているうちに次回3月10日深夜で最終回。
最後のゲスト女優はおこんちゃんこと中越典子さんで、
タイトルは「別れの言葉」だそうです。
原作もちょっと読んでみようかな。
・小山薫堂『恋する日本語』(幻冬舎文庫)
http://www.gentosha.co.jp/search/book.php?ID=202093
小山氏は映画『おくりびと』の脚本も書いてらっしゃるんですね。

ところで初回から見ていなかったもので、
途中でお店に入ってくる青年アキラがどういうひとなのかよく分らなかった。
「大作家・大原小也の書生」とか。
書生とは言っても昔風の着物に袴というような出で立ちじゃなく、
チェックのスーツに蝶ネクタイだけれど、ちょっとレトロで可愛らしい。
なんかなつかしい感じの子だな〜。どこで見たんだろう、と気になりつつ、
エンディングでキャスト名を見て手を打った。
ああ、窪田正孝くんか!髪型や扮装で見違えてしまった。
明治時代の書生スタイルだったらすぐ分ったかもしれないのに。
http://www.stardust.co.jp/section3/profile/kubotamasataka.html

最初に見たのは土曜時代劇『浪花の華〜緒方洪庵事件帳』の、
主役緒方章役(2009年1〜3月)。
http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/naniwa/index.html
初々しいけれど、誠実さとスケールの大きさを感じた。
次に見たのは朝ドラ『ゲゲゲの女房』(2010年7月〜9月)で、
水木プロのアシスタントの一人・倉田圭一役。
この時の一途な健気さには、ちょっときゅんとなった。
先日遅ればせながら映画『十三人の刺客』(2010年)を観た際にも、
一番年若い刺客・小倉庄次郎の表情やふるまいに、
ぐっと引き寄せられて、これは誰だったろうと思っていたら、
はたして窪田くん。
純情一途、必死な健気さ、それ故に被る痛ましさというのは、
これらの役に共通していて、私はそういうのにほんとに弱いのだ。
愛おしい子だなあと思う。
昨年秋には舞台『薄桜鬼』で沖田総司を演じたとか。

今回、あらためてプロフィールを調べてみたら、
偶然ながら窪田くんも濱田岳くんもスターダストプロモーション所属で、
同い年の22歳なのですね。
次々と楽しみな若者たちが出てくるのは、大いなる喜びです。
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