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2011年02月09日12:52

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劇場のお花

初日のロビーにずらりと並ぶお花は華やかで、
この人がこの人へ!というような微笑ましさや驚きもあり、
眺めるのは楽しいものだけれど、
今回、赤坂ACTシアターのロビーでは、
なんといっても「Team GODSPELL」からのお花が嬉しかった。

このお花は、明星さんブログによれば
彼女が責任者として頑張ってくださったようで、
お花屋さんに「見たことないようなのにしてください」と頼み、
明星さんが考える耕史くんイメージで、「真っ赤ゴージャス」
(アマリリスやダリアなど)を予定してたというけど(それ見たかった!)、
ちゃんとその空間に描く”絵”が見えているのが素晴らしい。

でもお店のほうで思ったお花が仕入れできなかったようで、
結果的に色んなお花が飛び跳ねたような
『GODSPELL』カンパニーのイメージになったとか。
その熱意がじんじん感じられて、
ブログ記事を読んでるだけで胸があつくなってしまった。
ありがとう、明星さん。
http://blog.mayumimyosei.com/?eid=629

お花を贈るって、贈ったひとのセンスも問われると思う。
なんでもいいから大きいの、だとか、
この金額いっぱい使って、じゃなくて、
どういうイメージで作るか。これもまた演出。

2007年新宿FACEでの耕史ヘドウィグ初演時には、
八嶋智人さんからのお花を鮮明に覚えている。
お花お花してなくて、緑主体の大胆なシルエット。
きっとレスリー・キー氏撮影の、緑のドレスをずり下げて纏った
ヘドウィグポスターをイメージなさったのだろう。
心憎いなあ、と感心した。

その後、戸田恵子さんが出演なさった
「SUNDAY in the PARK with GEORGE」(2009年7月パルコ劇場)でも、
すっすっと立った菖蒲のような葉の緑の縦縞に、
白薔薇をあしらった大人っぽいお花を贈られていて目を引かれた。
八嶋さんって、お花のセンスがいいなあと改めて感服。
そういえば明星さんと八嶋さんは親しいお友達みたいですね。
センスある人たちが仲良しなのはなんだか嬉しい。

2008年4月再演時のヘドウィグ公演は、
すでに前年からの『陽炎の辻』磐音役でご縁が出来ていた
佐伯泰英先生からの桜の花が嬉しかったなあ。
たしか花弁の細かな啓翁桜だったかと思う。
厚生年金会館でのファイナル公演(6月)では、
見るも鮮やかなたくさんの黄色いひまわりだった。

心こめて贈られた花の姿は、
お芝居とともに、いつまでも胸に残る。
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