気がつけば『Mother』ロケ地めぐりも30箇所近く。
我ながらこんなにのめり込むとは思わなかったけれど、
行けば行くほど奥が深く、加速度がついているみたい。
もともと街歩き、それも路地歩きのほうが好きな性分だから、
一般のひとの志向とはいささか異なっていると思う。
建築好き、鉄道バス好きとしても、興味深い場所が多かった。
ロケ地ガイドに載っている場所の中でも、
喫茶店やレストランなどは一目瞭然で分りやすいし、
行けばお客様として迎えてもらえるのだから、
普通のひとが行くのはせいぜいそういうところだろう。
でも私はそうじゃない。
分り切っているところにはあまり食指が動かないのだ。
困難なもののほうが燃える。
探し当てた時の喜びは、ちょっと筆舌に尽くしがたい。
考察し、歩きまわり、突き詰めていく過程こそが醍醐味だと言える。
調べるうえで予想外の収穫もあったりする。
つまりは宝探しをしているような感覚。
もうちょっと整理がついたら、
私にとってのロケ地ベストテンのようなものも記しておきたい。
行きたい気持ちの強さは、登場人物の思い入れ度に比例する。
奈緒、継美、俊輔の行った場所には行ってみたくなるけれど、
芽衣や果歩が単独で行った場所にはそれほど惹かれない。
そして仁美さんに関しては、行きたい気持ちを持てないのだ。
やはり彼女には共感できないから。
今日はかねて心積もりしていた、最終話の重要な場所に、
意を決して行って来て、大きな達成感を感じた。
これはちょっとした小旅行だったし、書きたいことはいっぱいあるので、
少し時間がかかりそうだけれど、絶対書きます。
Comin’soon!
ログインしてコメントを確認・投稿する