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2010年05月31日01:20

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パレスサイドビル(『Mother』第7話ロケ地)

本日は神楽坂に用事があったついでに、自転車を走らせて竹橋へ。
第7話で、奈緒さんが清掃のお仕事で行っているビルは、
ロケ地ガイドによれば、東西線竹橋駅に直結している「パレスサイドビル」。
http://www.mai-b.co.jp/palaceside/index.html

この白い円筒型の部分は印象的なので、
画面を観た時、あ、これは竹橋の毎日新聞社のとこじゃないかなと思っていた。
登場するのは、お昼休み中にビルの屋上で奈緒がお弁当を食べているところへ、
妹の果歩がやってくる場面と、
駿輔が、彼の自宅に来ていた道木仁美が消えたことを奈緒に伝えに来る場面。
いずれも背景に白い円筒部分が見えている。

パレスサイドビルHPの説明文によると、このビルは、
東京メトロ東西線・竹橋駅に直結し、
100社を超えるオフィス、商店、飲食店、郵便局、クリニックなどが入居している、
地下6階・地上9階建て、約300台収容可能な全自動式駐車場を併設する複合ビル。
なんといっても高く突き出た(高さ50m)白い円筒が目につく。
竹橋の近代美術館に行く時には必ず目に入るから見覚えてはいたのだが、
全体を見渡してはいなかったので、円筒が東西に2本あるというのは知らなかった。
背景の感じからして、画面の円筒は竹橋のある内堀通りに面した側ではなく、
平川門に近い、白山通り側に面した方ではないかと思う。
http://www.mai-b.co.jp/palaceside/guide/guide.html

ぴかぴかのビルには興味がないと言ったばかりだけれど、
このビルディングは東京オリンピックの開催された昭和38年に着工し、
ビートルズが来日した昭和41年に完成したくらいだから、それなりの歴史がある。
設計者の林昌二氏は、銀座四丁目の三愛も手がけられたというし、
円筒形タワーのかたちがお好きなのだろう。
当時ははとバスの見学コースに組み込まれていた東京名所だったとか。
皇居を囲むお堀端に面し、目の前に古い石垣や緑が広がっていて、
雄大なロケーションなのもなかなか良い感じ。
「パレスサイド」という名自体、
皇居(Palace)に面した側(side)という立地条件をあらわしている。

奈緒さんも、ここの屋上から悠然たる景色を眺めたら、
つかの間気分が変わって、ほっと一息つけたかもしれないな。
身を寄せている下町とは全然違う風景。
一方、駿輔はここに来たあとすぐ木更津に向かったとすると、
首都高速湾岸線を走って川崎に出て、
東京湾アクアラインで対岸に渡ったのかな、などと
登場人物たちの行動をあれこれ想像してしまう。
http://www.umihotaru.com/pa/access.asp
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