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2009年01月27日02:33

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Koji Yamamoto & Dai+Nao Live (liveinn magic)

http://liveinn-magic.com/
待ち望んでいたライヴ!
1月24日の一回目14:00の回と、急遽決まった26日の追加公演。
二日とも無事チケットが取れて、本当に良かった。

<1月26日曲順>
*新曲をJAMでいつ歌っているか、追記しました。

1. ハジメマショウカ?(新曲)
    *JAM第70回(1/29放映 ゲスト:綾戸智恵)
 ♪こっから始めましょうか と始まるオープニング曲

2. DIVE

3. true dream(新曲)
   *JAM第61回(11/27放映 ゲスト:杏子)

 ♪からからと音を立てて廻るように
  ぐるぐる迷い続けた 枯れるまで
  目を閉じて ゆらゆらと眠ればいい
  この心が この心が
  その愛で あの声で
  壊れても 倒れたとしても
  まだその愛を あの歌を 
  聞いている いつか見た正夢のように

4. Don't worry(新曲)
   *JAM第55回(10/16放映 ゲスト:小松政夫)

 歌い出す前に「兎と亀の追っかけっこ、あなたはどっちを応援しますか?」
 というようなことを枕詞みたいに言ってから始まる軽快な曲

♪とりあえず走ろうか 風のように 鳥のように
 木漏れ日をすり抜けて 追い越して 差を付けて
 足どりは軽く快調だ このままどこまでも行けそうだ
 急いじゃいないけど なんだかこれじゃ味気ないから
 Take a break Take a break
 気付けばフワフワ夢の中 結局ノロノロ追い越され
 目覚めた太陽に笑われる
 強がりじゃないけど Don't worry Don't worry about me

この一番が兎で、二番が亀なのかな
二番の最初は ♪とりあえず歩こうか ひたすらに 一歩ずつ

5. color of winter(新曲)
   *JAM第59回(11/13放映 ゲスト:柴田理恵)

 ♪思い出はモノクロで
  風の行方には何が彩るの
  見上げた夜空から 粉雪が僕に話しかける
  無限の声はささやくように ただ降り注ぐ
  夢にはぐれても 愛が去る時も
  涙を堪えた日も
  喜びを 哀しみを 痛みをかかえること
  まだ知らなかった

6. 永遠(とわ)の風(新曲)
    *JAM第63回(12/11放映 ゲスト:小堺一機)

 ♪フラフラでもバラバラでもいいんじゃない?
  クタクタでもコリゴリでも止まらない
  この夢が この想いが この愛が
  辿り着く場所を探しているんだ 感じるまま
  きっと行く先は遠く永遠の風
  見えない 不確かな
  ずっと届かない声は永遠の歌
  明日と混ざって倍音になれ
  きっと行く先に続く永遠の色
  愛の色 鮮やかに
  たったひとつの願いは永遠になり
  明日へ向かって倍音になる

7. The music is you
8. Origin of love
9. Want nothing(新曲)
   *JAM第48回(8/28放映 ゲスト:服部隆之)

♪ 気がつけばそこに 花は風に揺られ
  人は出会い 星は夜空に散らばって
  気がつけばいつも 君が笑っていて
  手を取り抱き合って 温もり確かめて
  それ以上の願いだとか
  夢は何も無いけど
  今以上の想いだとか
  愛する力がもっと欲しいよ

10. 3-wish
11. 大事なはなし
12. Traveling bus

アンコール1)
13. 月の姿
14. set out

アンコール2)
15. IN MY HANDS

アンコール3)
16. Midnight radio

24日に歌ったのも大体これに沿った曲順(でも各回で微妙に違ったらしい)。
三回やるのはペース配分が大変だったはずで、
各回正味一時間半というところだったようだけれど、
今日は一回きりなので、もっと伸び伸びとやっていた気がする。
「traveling bus」や、なかんずく三回目アンコールの「Midnight radio」は
追加ライヴの大サービス。嬉しかった。
最後まで声の勢いは衰えず、とても力強かった。

衣裳は白地に黒で花のような柄がプリントされたシャツ。
ぴちっとしたものではなく、シワ加工されているような感じ。
アルバム『john』のジャケット写真で着ているものと同じかしら。
以前「Last Five Years」初演の頃の雑誌記事でも見たような気がする。
ボタンを多めにはずし、胸元をかなり見せているので、
二重にかけたペンダントがよく見えた。
24日の衣裳は黒の上着に、インナーはグレーのタンクトップ。
胸に入った黒の和柄がアクセントで、下には蓮の葉が描かれていた。
黒パンツに赤のベルト。

ちなみに小さいほうのペンダントは、音楽仲間の前嶋さんから
プレゼントされたものだとか。
24日14:00の回のMCでさらっとそう言った時に、
客席からほお〜っという声があがると、
「あ、ゲイじゃないですよ。あやしくないです」と返してましたが、
大丈夫、きっと誰もそんなこと思ってないですから。

今日もメガネ姿。
このメガネをかけているのを見たのは横浜年越しライヴの時が最初。
今月号のTVナビ連載対談でもかけていたので、
最近のお気に入りなのかな、くらいに考えていたけれど、
24日20:00の回のMCによれば(この回参加の人からの報告)、
これは健さんの形見だったのですね。
健さんが見ていたものを見るつもりで、
一緒にいるつもりでかけてたのかと思うと、
なんだかぐっと来てしまった。耕史くんらしい…
しばしばメガネをくっと押し上げていたのは、
サイズがぴったりではなかったからなんだ、と思い当たった。

健さんのメガネをかけて、
彼とともに歌ってきた曲や、彼がつくった曲をうたうことは、
そのひとと一体化することかもしれない。
祈りのようなものかもしれない。

「The music is you」の
♪忘れない人がいる どうしようもない程
 自分が自分でなくなる程 生きる意味が命が溶け合ったけど
という歌詞や、
「月の姿」の中の
♪あなたを忘れることはない そう今日も歌ってるから
 ちゃんとして 信じあって 愛を持って
という歌詞のあれこれが、全部健さんに繋がっているような。

合間のトークは楽しかったし、熱演のため大汗をかいて、
しょっちゅうメガネをはずして顔をタオルでごしごし拭き、
(タオルどころか24日はインナーのタンクトップをめくりあげて拭いてた!)
湯上りのように顔が紅く染まっていた耕史くんは可愛かったけれど、
やっぱり全体を通して感じたのは、健さんへの想いの深さ。
ことに「月の姿」を歌う時の耕史くんは、ひときわ気が入っていて、
歌いだす前の語りが、ちょっと涙声のようだった。
健さんのヴォーカル部分を、心込めて歌い上げてゆく。
本当に素敵で、切ない歌詞が心に染み入る。
もともとは健さんや大くんの妹さんが亡くなったのを悼んで作られた曲が、
今は健さんへの追悼曲のように思える。
哀しみをこんな綺麗な言葉にした繊細な感性をあらためて思う。
大好きな歌なので、引用したい。

「月の姿」     

春は出会いとサヨナラで出来ているの
山肌ほろり色づいて夜明けを信じてる
何も言わずに雪解けてった 
いつか雲になるのかな
そして恵みの雨に変わって
四月の夜に染み渡れ

別れは心に穴をあける
埋める雪はもうないけど
覗き込んだら会えるのかな

何気ない笑顔 心地よいジョーク
愛を抱いたまま あなたは月の姿

はじまりそうで終りそうな 桜色の日に
命の翼 千の鶴に込めた想いは
風に運ばれ 星に戯れ 天の川で遊んだら
思い出は無限に永久(とわ)になり 頬を伝う月の雫

あなたを忘れることはない
そう今日も歌ってるから
ちゃんとして 信じあって 愛を持って

夜空のパズルを組み合わせよう
明日導くように あなたは月の姿

何気ない笑顔 心地よいジョーク
会いたいこの夜 仰げば月の姿
あなたは月の姿 その名前のような
あなたは… 月になる

   Music by KEN Words by KEN

ああ、しみじみと良い曲だなあ。

それにしても、ヘドウィグにも一緒に参加していた
ドラムのNaoさんが居てくれて本当に良かった。
このひとがにこーっとして座っていると安心する。
今後、三人で活動して行きたいとのこと。
以前健さん、耕史くん、大くんの三人とも血液型がBということから、
ユニット名blood type B(btB)で活動していて、
今度の三人でもbtBとしてやりたいと言う耕史くん。
え、でもNaoさんA型なのでしょう?それでいいの?
まあ、細かいことは気にしないのかもしれないけれど。

ライヴの最後に向けて、歌声はますます力強くなり、
アンコールの「set out」や「IN MY HANDS」で盛り上がったあと、
いつまでもいつまでも続く拍手に再登場して、
「これが本当に最後ですよ。…何やりましょうか」と相談してた時、
客席からは「アングリーインチ!」と声がかかったのだけれど、
「アングリーインチ!…あ、ちょっと無理です。
 こっちなら出来るんですけど」と爪弾いたのが「Midnight〜」のイントロ。
場内がわあっと湧いて、ヘドウィグ/トミーのラストナンバーが
始まった時には、ぞわっと鳥肌が立つほど嬉しかった。
ヘドウィグ公演が終わり、打ち上げライヴの6月21日以来の、
思い出深いこの曲。
その歌声は、ますますクリアに、ますます深くなっていた。
♪Lift up your hands!という歌詞とともに次々と上がっていく皆の手。
まるでここがヘドウィグのライヴ会場になったように。
手の波で彼の顔が見えなくなってしまったけれど、
一気にいろんな想いが甦ってきて、終ったあと数人の友人は泣いていた。

ありがとう、ありがとう。
あなたの歌には、これほどの力があるのです。
健さんのためにも、これからどんどん歌っていきたいという宣言通り、
こんなライヴの機会が増えると、本当に嬉しい。
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