まだ興奮が冷めないので、もう少しプロ野球のことを書きます。私は藤井寺在住の近鉄ファンだった。
88年頃から藤井寺球場に通いつめ、川崎球場のロッテ戦伝説のダブルヘッダーはテレビで見て鼻血が出るほど興奮した。89年歓喜の優勝はリアルタイムで球場で見た。そのあと日本シリーズの三連勝四連敗で悔し涙を流した。古くからの友人たちは私を腫れ物扱いしてしばらく声をかける者がいなかった。
90年、ドラフトで8球団が競合した野茂英雄を獲得し、希望が再燃した。その後三年くらいは通いつめたが、仰木の跡を継いだ鈴木監督に人望がなくチームは低迷し、いつしか熱が引いていった。
2000年にシンガポール移住を決意し、野球を観る機会も失われた。2004年パ・リーグが消滅の危機に晒される。この後はネットの記事で読んだ情報だ。パの6球団が一丸となって経営を立て直し、2007年に配信で試合を中継するPLMを設立した。テレビがやってくれないなら、デジタル配信で。結果論だが、これがセに十年以上先んずる原因となった。読売のテレビ放映のおこぼれを頂戴して食いつないでいたセ・リーグは、テレビのオワコン化と歩調を合わせるように衰退した。ソフトバンクと楽天というデジタル企業を擁するパに対して、古臭い新聞社の読売や中日が勝てるはずもない。東北楽天イーグルスの宮城移転や日本ハムファイターズの札幌移転は、ホークスの福岡移転を参考に成功した。
実力面では、長年のDH制による本格派投手や強打者の育成に成功し、交流戦も日本シリーズも圧勝した。実力のパ、人気もパの時代が来たのだ。
悪夢の読売V9時代に重なった日本シリーズの負け越しも綺麗に精算した。ホークスには今後も連勝記録を伸ばしてほしい。ああ、久し振りに球場の熱気に身を委ねたくなった。来年夏に観に行こう。
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