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2023年02月22日15:51
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《2023石川2》KAMUKAMUエブリボデイ金沢
朝ドラ『舞いあがれ！』が突き抜けた。
なにわバードマン、先輩と後輩の再会シーンに、鳥肌とさぶいぼが両手両足に立つ
明日はいよいよ記念の第100回。
何かが起きる。ラストシーンのその奥まで刮目せよ
《金沢2》承前
https:/
《KAMU Center》
カム金沢への初踏は2020年8月。
当時は”Center”などと名乗る必要もなく、ただ《KAMU金沢》だった。
パーマネント展示となるレアンドロ作品『INFINITE STAIRCASE』
当時の記録をさかのぼると入館料は800円。
1つのビルに3フロア。オーナーである林田堅太郎氏個人コレクションの現代アート。
アーチストはStephanie Quayle と Takuro Kuwata
2020年8月は、確実にここ1軒だけのKAMUだった。
それから2年余。コロナ禍でもありながら、コレクター・林田氏は金沢への現代アートをマルティプライズして展開する。彼、御年35歳。類まれな鑑賞眼でアートコレクションを買いあさる。
Centerの前で行列を作る女子たちを尻目に、WEB経由で仕入れた1枚1,500円の共通券を、光圀印籠のようにかざして得たタブロイド判のガイドマップを片手に、レンタサイクルで巡り廻れるのは展示入替中の2軒を除いて都合4軒。見事な時間の有効活用。
これも tripenart のルーティン技
《香林坊交差点地下》
このような意味不明な無料インスタレーションも金沢の街のどこかに転がっている。
ちなみに作家さんは Angela Bulloch
《KAMU ｋ≒ｋ》
『TALISMAN』（諏訪綾子）
テーマはスギ花粉。違うかもしれないけど、イメージはそんな感じ。
カーテンをめくり、真っ暗な室内に照らされる「逆さに吊られた杉」
現代アートとはそういうものだ。
《KAMU BLACK BLACK》
『Lithi』（黒川良一）
現代アートシーンにおいて、黒川良一は記憶すべきアーチストの一人なのかもしれない。
比較的苦手なメディアアートであるが、この空間は思いのほか気に入った。
少なくともチームラボたちのあれよりは、極めて評価は高い。
《KAMU L》
すわ、ロッキーホラーショー
『Lip Bar』（森山大道）
インスタ女子トリオたちがカウンターに座って、ワンショットを繰り返している。
そんな傾向のSNSを探せば、きっと映えるであろうLIP ワールド。
スタッフさんによると森山大道、すでに84歳を迎えるも、たまにバーにやってきて微調整をしたりしているらしい。
新宿のミュージアムで初めて出会った森山大道の作品。網タイツがまぶしかった。
『Tights』
KAMUにも金沢にも一切関係ないが、このショットを載せないと、おいらのライフポリシーにそぐわない。
ぽつぽつと遠慮がちに雨が落ちてきた。
傘はないが自転車がある。残されたKAMUはあと１つ。
まるで直島の家プロジェクトのように、1軒1軒に唯一のインスタレーションが待っている。
《KAMU SsGg》
4分48秒のアニメーション映像作品は『Once Upon A Who?』
WHOという名の熊さんの物語。サイモン・フジワラ作。
動画＝即コクッとなる先生もこれなら大丈夫
夕刻のみ展開される森山大道のネオンサインもあるけれど、これにて一応のミッションコンプリート。予報よりも早く降り始めた雨だけれど、レンタサイクルの役目を果たし、現代アートの聖地へとハンドルを向けよう
その前に腹が減った。
コンビニランチでは情けない。
百万石通りにメッカ・ターバンカレーを見つけたけど、もっさりした男ばかりが行列を作っている。こいつら、きっとそのままの形で毎朝パチンコ屋に並んでいる。
《金澤ななほしカレー》
ルーは濃厚でドロッとしている。
付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。
ステンレスの皿に盛られている。
先割れスプーンで食す。
こんな男性的なルールのある金沢カレー界において、ななほしは女性向きの優しさと上品さがルーに感じられる。金沢に着いて、ここまでで3時間。やっぱり慌ただしい
（つづく）
伊藤沙莉、来春朝ドラ主演に決定「緊張しております！」 2017年『ひよっこ』以来の出演
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なにわバードマン、先輩と後輩の再会シーンに、鳥肌とさぶいぼが両手両足に立つ
明日はいよいよ記念の第100回。
何かが起きる。ラストシーンのその奥まで刮目せよ
《金沢2》承前
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《KAMU Center》
カム金沢への初踏は2020年8月。
当時は”Center”などと名乗る必要もなく、ただ《KAMU金沢》だった。
パーマネント展示となるレアンドロ作品『INFINITE STAIRCASE』
当時の記録をさかのぼると入館料は800円。
1つのビルに3フロア。オーナーである林田堅太郎氏個人コレクションの現代アート。
アーチストはStephanie Quayle と Takuro Kuwata
2020年8月は、確実にここ1軒だけのKAMUだった。
それから2年余。コロナ禍でもありながら、コレクター・林田氏は金沢への現代アートをマルティプライズして展開する。彼、御年35歳。類まれな鑑賞眼でアートコレクションを買いあさる。
Centerの前で行列を作る女子たちを尻目に、WEB経由で仕入れた1枚1,500円の共通券を、光圀印籠のようにかざして得たタブロイド判のガイドマップを片手に、レンタサイクルで巡り廻れるのは展示入替中の2軒を除いて都合4軒。見事な時間の有効活用。
これも tripenart のルーティン技
《香林坊交差点地下》
このような意味不明な無料インスタレーションも金沢の街のどこかに転がっている。
ちなみに作家さんは Angela Bulloch
《KAMU ｋ≒ｋ》
『TALISMAN』（諏訪綾子）
テーマはスギ花粉。違うかもしれないけど、イメージはそんな感じ。
カーテンをめくり、真っ暗な室内に照らされる「逆さに吊られた杉」
現代アートとはそういうものだ。
《KAMU BLACK BLACK》
『Lithi』（黒川良一）
現代アートシーンにおいて、黒川良一は記憶すべきアーチストの一人なのかもしれない。
比較的苦手なメディアアートであるが、この空間は思いのほか気に入った。
少なくともチームラボたちのあれよりは、極めて評価は高い。
《KAMU L》
すわ、ロッキーホラーショー
『Lip Bar』（森山大道）
インスタ女子トリオたちがカウンターに座って、ワンショットを繰り返している。
そんな傾向のSNSを探せば、きっと映えるであろうLIP ワールド。
スタッフさんによると森山大道、すでに84歳を迎えるも、たまにバーにやってきて微調整をしたりしているらしい。
新宿のミュージアムで初めて出会った森山大道の作品。網タイツがまぶしかった。
『Tights』
KAMUにも金沢にも一切関係ないが、このショットを載せないと、おいらのライフポリシーにそぐわない。
ぽつぽつと遠慮がちに雨が落ちてきた。
傘はないが自転車がある。残されたKAMUはあと１つ。
まるで直島の家プロジェクトのように、1軒1軒に唯一のインスタレーションが待っている。
《KAMU SsGg》
4分48秒のアニメーション映像作品は『Once Upon A Who?』
WHOという名の熊さんの物語。サイモン・フジワラ作。
動画＝即コクッとなる先生もこれなら大丈夫
夕刻のみ展開される森山大道のネオンサインもあるけれど、これにて一応のミッションコンプリート。予報よりも早く降り始めた雨だけれど、レンタサイクルの役目を果たし、現代アートの聖地へとハンドルを向けよう
その前に腹が減った。
コンビニランチでは情けない。
百万石通りにメッカ・ターバンカレーを見つけたけど、もっさりした男ばかりが行列を作っている。こいつら、きっとそのままの形で毎朝パチンコ屋に並んでいる。
《金澤ななほしカレー》
ルーは濃厚でドロッとしている。
付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。
ステンレスの皿に盛られている。
先割れスプーンで食す。
こんな男性的なルールのある金沢カレー界において、ななほしは女性向きの優しさと上品さがルーに感じられる。金沢に着いて、ここまでで3時間。やっぱり慌ただしい
（つづく）
伊藤沙莉、来春朝ドラ主演に決定「緊張しております！」 2017年『ひよっこ』以来の出演
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