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2019年10月15日14:42

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《ラグビーWC2》1/67666 キックオフ

10月13日、奇跡の一日。
午前10時45分、RWCから正式に「開催手(チョキ)」が発表され、自宅待機していた川オス負債、否、川オス夫妻、いよいよ動き出す。
原付バイクで8km、30分。2台連ねて行く計画で、すでにスタジアム近隣友人宅の駐輪場も確保済みという周到な準備。
これは、試合終了後に一気にでてくる7万人の観客から少しでも導線を変えておくという時間的効率策。
ところが、ワイフさんから「帰りは22時過ぎじゃ、バイクで走るの怖いもうやだ〜(悲しい顔)」という意見をいただき、即座に電車往復に変更を決断。当たり前だが、瞬時に路線検索するおいら。

その後のタイムライン。
・13時、スポーツジムの風呂入って身を清めるいい気分(温泉)
・14時、横須賀線は終日運休なので、南武線-東横線-横浜線で新横浜電車
フォト
・15時、すでに赤白人だらけの新横浜。スタジアムへの導線混雑を避けてドトールコーヒーでくつろぐコーヒー
・16時、徒歩15分、日産ゴーンスタジアム到着。入場開始まで45分前るんるん
・16時45分、6列に分けられた入場ゲートを前から20人目ほどで無事通過。
飲み物は水筒持ちだったが、「いい人指でOK」というAI判断を受けて検査なし。「怪しい人パンチ」に分別されると、水筒を開けて一口、口に含まなければ通れない。
フォト
17時、たそがれ時。台風一過の2階ホームスタンド、エンドゾーン寄り。
牡羊座「椅子が濡れているからだろうと、クッション持ってきたけどいらないね指でOK
開催が決まって6時間。グランドはしっかりと整備され、7万席の観客席がしずく一つなく綺麗に拭かれていた。
ドトールコーヒーでくつろいでいるときに、怒涛のように続々とカフェへ集まってきた「SECOM」の人たち。アルバイトたちなのだろう。鉄道経路だって100%復旧はされていない中、世紀の一戦に向けて行動してくれている。なんとありがたいことか。感謝しかない。
でも、コーヒーはおごらない。

次々と入場してくる赤白人。
これに混じってチェックのスカートをはいたスコッチ男子が2人、2列前の右端に着席した。
試合前にトイレに行ったときに、スカートを捲り上げながら小用をする彼をみた。彼自身はみていない。ちょっとレアな光景に、胸がキュンとした。試しに着るといい。

17時30分、高校の先輩から「入場できた手(チョキ)」とメールが入る。
海外サイトからオークションでチケットを入手してしまったので、ゲートで止められる可能性もあったのだが、どうやら本物のチケットだったようだ。
エンドゾーンサイドの2階席後方。スタジアムを半周して、あいさつに行ってきた。
連れは桐蔭時代の松島幸太郎とラグビーバウトした事のあるフランカー男子。ラグビーはやめてしまったらしいが、「叔母さんに誘っていただいたときは夢かと思いましたハート達(複数ハート)」と、親戚の叔母さん(←川オスの先輩)に大感謝。フランクな若者である。
蟹座「いい試合になるといいね」と、肩を叩いて全力応援を誓い合う。

18時45分、試合開始1時間前。
グランドに両チームが現れた。ピッチの確認やキックパスの練習に余念がない。
会場はファンの待ち遠しさを煽るように大音響でBGMが流されて、ピッチサイドにはハズキルーペや嵐やクリームシチューがマイクをもって何か語っている。といっても、彼らの前には大きなカンニングペーパーが掲げられているマル秘
ビジョンに先発メンバーが発表され、リーチのシーンにはひときわ大きな声援が上がる。
方や、イケメン・レイドローが紹介されると、スタジアムには名誉あるブーイングダッシュ(走り出す様)
よく勉強してきているファンたちだ。但し、ブーイングは試合前だけのものとして欲しい。

19時15分、ピッチで練習をしていた選手たちが再びゲートへ去っていく。
19時16分、場内放送で助六がビジョンに現れたとき(得点後のキックオフ)の「ィヨーーーーーッオ」の練習を促され、川オスは上手な「ィヨーーーーーーッオ」を披露した。
19時30分、和太鼓とともに両チームと審判団が入場。スタジアムの歓声は最高潮に達してきた。
但し、このとき、この2時間10分後、このスタジアムに轟音がとどろくことをおいらはまだ知らない。
そういえば、1時間前には目立っていた空席がほとんど埋まり、ほぼ満員。
誰もいない青い席。飛行機が飛ばなくて、東からの新幹線がたどり着かなくて、そのほか、いろいろな理由で来られなかった人たちが、そこに座っているはずだった。

両チームが整列し、観客が立ち上がり、オープニングセレモニー。
冒頭に「台風19号」で被災した方々への黙祷で、スタンドが静まり返る。
哀しかったのは、そのシーンすらスマホで動画撮影する連中。報道陣ならまだしも、こんな人たちとは付き合いたくはない。
ナショナルアンセムはJPN→SCOの順序。
君が代をフィフティーンとともに歌い、さらに、あらかじめ用意しておいた自家製歌詞カードを見ながら「Flower of Scotlandチューリップ」を美声(自称)で歌い上げた。
難しい曲調なので、もう歌えない。

19時47分。
さぁ、カウントダウンが始まった。
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1・・・PEEEEEチャペル
キャプテン・リーチの示したファーストタクティクスは、SO田村、グラウンダーのキックオフ。
この意表が見事に決まり、幸先の良いスタートを切った。
頑張れ、ニッポン。
67,666人のうちの1人としてここに居られる様々な幸運の積み重ねに感謝しながら、かすかな望みでベスト8進出を願い、さらにかすかな望みで勝利を祈念する。
(つづく)



サッカーラグビー日本劇的8強39・2%瞬間最高53・7%
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5826363
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