きのうの日記で来月カルピスが100周年とか書いたけど、そのまえにこの土曜日、ウチの父親が90回目の誕生日を迎えるのだった。まあ客観的に見て元気な90歳かなと。たしかに足腰はすっかり弱ったし耳も遠くなったけど、その文面は別としてメールのやりとりは十分できるし、ネットで英字ニュースを読むのが習慣だし、世間一般の90歳のイメージよりは遠いような。
それでもいままで母親にすべてを依存していたぶん、自分で何でもすることに横着になり、たいがいのことはこちらにフッてくる。先日の株主総会出席もそうだったし、紛失したガラケーの機種変更も、委任状を書きこんだうえ私を代理人に任命した（もっとも暗証番号に不備があり、翌日にはふたりしてauショップまで出向くはめになったけど）。
父親にとってはタイムリーなこの一昨年の超ベストセラー、たしかどなたかのお見舞いの品だったか、入院中の母親の枕もとにずっと置いてあったことを記憶している。母親はどこまで読んだのだろうか。そしてそのあと実家ではまったく見かけないけど、どこへ行ってしまったのか。父親が未読なのはまちがいなし、ぜひとも探してだして読ませないと。
自分が90歳になったとき、いまの父親のように元気でいられるか、そんな自信はまったくなし。というかその前に90歳まで生きることができるだろうか。銀行その他もろもろの生活設計プランニングでは父親の人生のエンディングを110歳ぐらいに設定してあり、最近のハヤリのフレーズ"人生100年時代”をこのうえなくリアルに感じるきょうこのごろです。
【参考】 父親と同い年（1929年【昭和4年】生まれ）、かつ現在も元気な著名人
犬塚弘、草間彌生、ベリー・ゴーディ・Jr、鈴木健二、イメルダ・マルコス、北村英治、磯村尚徳、クリストファー・プラマー、サトウサンペイ、本多俊夫、マックス・フォン・シドー、穐吉敏子、正司歌江
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