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2019年05月31日22:08

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《2019瀬戸内5》沙弥島にて

瀬戸芸の舞台は瀬戸内に浮かぶ12の島々。
これまで直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、犬島、粟島の7つをクリア。
今回は春しか開催しない沙弥島に初上陸。
島とはいえ、いつぞやの埋め立てで本土と陸続き。12島の中では一番アクセスのいい島でもある。
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高松のホテルをゆっくり(当社比)と離れ、菊池寛と親切な青鬼くんに挨拶をしてレンタカーをゲット。この日は船に揺られず西東。
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本土と沙弥島(しゃみじま)のエッジに建つ谷口吉生設計の《東山魁夷せとうち美術館》
陸続きの島とはいえ、美術館からの瀬戸大橋や瀬戸内海の景観は随一。
この日はなんちゃらの宮様(すでに記憶なし)が来島されるとあって、香川県の職員たちが緊張の面持ちでわさわさしている。
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《植物の力・拡大する日本画/岩田壮平+浅見貴子》
なによりも岩田壮平の『花泥棒』が凄い。ポストカードを買いたかったのに、まだ無名。
看板の東山魁夷作品は、原画展示が2作品、あとはレプリカだったりシルクスクリーンだったりが3,4点。宮様に叱られる。
混雑予想「D」(5段階の4)の沙弥島であったが、美術館内の混雑は「A」(ガラガラ)。県庁職員の人数だけなら「E」としておこう。

さて、イントロはこれぐらいにして沙弥島の瀬戸芸作品。
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標高6mの丘を登りながら、HKS幼稚園のそばにあった「ハゲ山」を思い出す。
小学生のころまではハゲ山の頂上で缶蹴りやかくれんぼをしたもんだが、中学生のころになるとハゲ山には濁ったオレンジ色に着色されたビニール袋や、飲み口の部分が黄色に変色した空き缶が転がるような、不良やヤンキーたちの溜まり場と化してしまっていた。
そんな連中があまり得意ではないおいらは、その頃からハゲ山に近づくことはなくなった。そのうち、ハゲ山はいつの間にか造成され、鍵っ子センターへと形を変えていく。
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沙弥島海水浴場へやってくると、島のシンボルインスタレーション『そらあみ』(五十嵐靖晃)が海辺に見えてくる。
遠くから見ても、近くによって見ても美しい。
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万葉会館には2つの作品展示。
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『大岩島』(大岩オスカール)
エアドームに入ると瀬戸内をイメージした船や島、そして波とか。
全部マッキーのような黒マジックで描かれた超大作。
寝そべってみるのが正解だが、遊園地のふわふわドームのように飛び跳ねたりしてはならない。(←飛び跳ねたげっそり
2階に登る階段にできる行列こそが混雑度「D」走る人走る人走る人
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行列の根源がこれ。『12島と港の物語り』(蓮沼昌宏)
部屋に入ると12つのキノーラが置かれ、それぞれの回遊式アニメをゆっくりと愉しむことができる。
入れ替え性の展示室だから行列はおよそ20分〜30分待ち。
それでも待つ価値のある作品展でした手(チョキ)

タイミングよく回さないと美しい動画が現われないので、おいらのような不器用おやじ(←おいら)には無理な仕事。
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ちょうどランチタイム。
きんざのおねえちゃんに聞いたとか、キノーラの受付嬢に聞いたとか。
「沙弥島は”わかめうどん”と”おでん”」「おでんはダイコン」という絶対的推奨で、海水浴場へ戻った海の家で300円のうどんと1種100円のおでんを数種。
沙弥島わかめうどん < はなまるうどん。
一方の濃い口醤油に浸かった出汁おでんは、味がたっぷり滲みていて旨い。
コスパのいいランチタイムは『そらあみ』と瀬戸内の砂浜を眺めながら贅沢に。
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廃校となった沙弥小学校へ行くと、校舎内がまるで文化祭のお化け屋敷。
作品は『一雫の海』。校庭にはシーソーが置かれて、AIさんと会話を楽しめる。
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瀬戸大橋のたもとに『八人九脚』(藤本修三)のベンチ。
徒歩で散策できる狭い島ではあるが、充実の沙弥島。滞在時間、2時間40分。
瀬戸内12島パーフェクトまであと4島。今週は無理でも、今秋には行けるのだろうか。



■10連休、35%が旅行=トップは4割超の30代−観光庁
(時事通信社 - 05月31日 18:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5643643
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