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2019年05月18日16:51

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《2019富士2》五合目の日本人一合

(承前)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1971557947&owner_id=8666179
夕食と入浴を済ませてホテルロビーでのイベントが始まった。
富士山と温泉、そして庭園風景が売りで、近くに温泉街を構えているわけでもない。
投宿客へのサービスへと毎日、この時間に和太鼓のショーが催されている。
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まずは前座。イケメンくんのヨーヨーショー。
なんといってもすべての演者がプロではなくホテル従業員というところだけで感銘を受ける。ホスピタリティさえ満点であるホテルマンの人々が、20時過ぎから40分ほどではあるが、精魂込めて鍛えた技を披露する。
義母とその娘は張り切って30分も前から最前列の席を取り準備万端。
10分ほどのヨーヨーが終わると、いよいよ松本伊代。
否、いよいよ和太鼓の演舞が始まった。
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5名のムキムキホテルマンがプロ並みに一糸乱れぬシンクロで、魂の鼓を叩き続けていく。
最前列に着座したおいらたちの正面に、大太鼓から跳ね返る空気を感じることができた。
3曲の披露でラストはイケメンヨーヨーくんとの共演。
BRAVOというよりも、掛け声は「日本一!」
客席を振り返ると、いつの間にか立ち見まで集めて大歓声。立派なものだ。
このあと、全員参加でビンゴゲームが始まったが、ビンゴで当たった試しがない。
令和最初のビンゴゲーム、川オス一家全滅の巻。

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翌日、当初の予定は『忍野八海』を目論んでいたが、フロントマンや周辺情報によると外国人で溢れ、まるで足利フラワーパーク。そんな場所に義母を連れていくわけも行かず、本人も「富士山に登りたい」というリクエスト。
五合目までならクルマで登れるからと、予定変更車(RV)
先んじてベルボーイに状況を伺うと、
雪「五合目は真冬なみですよ。ウッシッシ霧」と、半袖のおいらを見つめて、ほくそ笑い。けっ、ちゃんと長袖持ってるもんね。
富士スバルラインを一気に駆け上がり、気温7℃の五合目パーキング。
午前10時のここは、それほどの混雑もなく、駐車場もフリーパス。
それにしても中国人をはじめとして、東洋系の外国人で溢れている。
ゴミ箱のない地域だからか、清潔さは保たれて、居心地もいい。
土産屋の主人に訊ねると、
ブタ「山開き前のここは、日本人は1割ぐらいだよ。昨日なんて8人しかこなかった。今では8か国語の”ありがとう”を話せるよ指でOK」と照れ笑い。
美しい霊峰富士の山。外国人に愛されていることを実感できて、とても誇らしい。
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冨士山小御嶽神社富士山
さすがに御朱印拝受には行列もなく、外国人も皆無。
富士山ならではの美しい御朱印をありがたく拝受した。
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無理をせず早い帰還は中央高速から一本道。
河口湖インター至近に「逆さ富士」を模した美術館だか記念館があると風のうわさで知って、少しだけ寄り道に付き合ってもらう。
入場無料の文字が何よりも嬉しい。
日曜日の昼前、ガラガラの前に「クソ」がつくほどのガラガラで、目的の逆さ富士も見つからない。
受付のおじさんに聞いてみた。
蟹座「あの〜、逆さ富士の…」
犬「あっ、あれはここじゃなくて《富士宮》だよ。ごめんなさいね」
間違えてきたのに、当地の人から謝っていただくとは。
どうやら、こうして間違えて入ってくる人しか入ってこないようだ。
しかも、3月までは有料だったそうで、このハコモノは一体どうなることやらね。
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『山梨県立富士山世界遺産センター』
悪くはないが、かなりの人々を惑わせるニセモノハコモノである。
富士山が世界遺産になって、慌ててネーミングしてしまったようで。
いつになれば、逆さ富士の博物館へ行けることやら。

間違えたことは義母とその娘に内緒にして、いざ帰宅。
今でもワイフさんに電話がかかってくると、その感動を滔々と告げる義母。
猫「手に取るように富士山が間近に見えた。全部楽しかった。本当に(×100)ありがとう富士山
そんな感じ。
切っ掛けはゴッドハンド。でも、腰のつらさを忘れてくれた2日間を送れたみたい。



■令和評価上昇、「良い」9割=国書由来も好感−時事世論調査
(時事通信社 - 05月17日 21:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5624024
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