57歳、いちばん最初の日

くしくもきょうは朝いちから市大病院にて年に一度の検査の日。よく誕生日周辺に定期健診を設定する（される）ひとは多いけど、私の場合はたまたまのこと。術後6年目ともなると、検査項目はX線撮影・心電図・心臓エコーとシンプルなもの。ふだんの行きつけの先生に言わせると（大病院への対抗意識もややふくませながら）「ちゃんと生きてるか確認するだけ」とのこと。どちらにしてもあさって再訪して担当の心臓血管外科医から検査結果を聞くという段取り。

実は私が57年前この世に生を受けたのも同じ市大病院。誕生日当日に自分が生まれた場所に行くなんてなかなか素敵なこと。各検査の最初に本人確認のため生年月日を言うと、たいがいの看護師さんが「きょうですね！」「おめでとうございます！」などと嬉しいリアクション。そこですかさず「ここで生まれました」というとさらにビックリの声。まあなかには生年月日を言っても「はいOKです」とだけ、クールな対応に終わったかたもいらっしゃいましたが。

昨晩、日付がかわってしばらくしたあたりから、スマホメール、mixiメッセージ、mixi伝言板等のツールを通じて多くのバースデーメッセージをいただき、本当にありがたくそして嬉しく思っています。少しずつになるかもしれませんが、お礼の返事のほうはしっかりとしていきますので。誕生日の日に年に一度の健診が重なるということは、これからも身体にはくれぐれも気をつけろという啓示以外のなにものでもなし。57歳の一年、より一層精進して参りたいと思っています。