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2016年06月23日22:42

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《LIVE}THE BEATLES CLUBのだめ座談会。

ビートルズ・シネ・クラブ。
文字に表わせばなんてことはないが、口に出すと「ビートルズ死ねクラブ」。
すべてのイギリス人に叱られる。

睾丸の美少年だった中学生時代。
シティロードで見つけた《ビートルズ復活祭》のイベント。
これが、おいらのフィルム・コンサート初め。
姉、兄の影響をストレートに受けて、すんなりと「青」「赤」LPを擦り切れるまで聴きまくる。
テレビで観た映画『イエローサブマリン』で初めて聴いた『when I"m 64』は、当時のマイライフベスト。
必然としてビートルズにハマる。

兄貴が大枚を払って購入した《ビートルズ大事典》をネタ元にして、B4用紙1枚にビートルズネタを詰め込んだ【週刊ビートルズ新聞】を執筆して、同級生たちに1枚50円という極めて良心的な価格で売り歩いた。
ちなみに、新聞の印刷は父親に頼んで会社でコピーをしてもらってくる。
B4用紙の右半分は、おいらが個人的に選んだビートルズソングの楽譜と歌詞、そして訳詩。
記憶が定かではないが、翻訳はデイリーコンサイスを片手においら独自の訳詩を書いていたのだと思う。一方で、片岡義男の文庫本をそのままパクったという記憶もある。

フィルム・コンサートは、春夏冬の学校休み中に開催されていたのだと思う。
だからビートルズは飽きない(秋がない)。

げっそり

例えば、神奈川県民ホールが会場なら、朝9時に入って夕方の4時まで。
ビートルズに関するフィルムや映画、プロモーションビデオをイッキミするイベントだった。
シェア・スタジアム・ライブのブライアン・エプスタインの姿が忘れられない。
そして、このフィルム・コンサートを企画運営していたのがビートルズ・シネ・クラブ。

ビートルズが1966年6月29日にやってきて、まもなく50年。
来日を機にマニアが集って結成されたファンクラブが《ビートルズ研究会》。
これが《ビートルズ・シネ・クラブ》になって、《ザ・ビートルズ・クラブ》に名称変更し今に至る。
従って、このファンクラブも設立50周年のお祝いということになる。

フォト
at EX Theatre ROPPNGI電球
チケット購入の動機は2つ。
ビートルズ・シネ・クラブ時代の懐かしい想い出と、LOVE PSHCHEDELICOのトリビュートライブ。
情報はその程度だった。

会場は前方の席にファンクラブ歴の長そうな高齢者が座り、おいらたち一般客はセンターより後方側。それでも、手頃なライブハウスだから遠距離感はちっともない。
第1部、まさに日本武道館公演の表話と裏話のドキュメンタリー。そして、少しの武道館ライブパフォーマンス。
フィルムが古くて、音響もメタメタだけど、ビートルズなら我慢できる。
1時間弱のフィルム・コンサート。楽曲を楽しむより、レア感に浸ることの出来た時間だった。
第1部の締めにdリコの2人と、平野レミの御子息がステージに立ち、3ー40代のビートルズファンに向けてのカルトメッセージ。
★3.

第2部。
語るのもおぞましい60分だったげっそり
ステージにぞろぞろと現れたゾンビじいさん7名。年齢を合計すると、500歳ぐらいだろうか。
50年前はバリバリにビートルズを語っていた元青年たちが、座談会という名のもとに、自らが持つビートルズ歴を語りだす。
始めは貴重なトークも豊富で、観客も聞き耳をたてていたが、途中からなにやら怪しい雰囲気が。
重鎮・石坂敬一氏がマイクを持つと、客席にざわめきが起こり、多くの人がトイレに立ち上がる。
日本においてのビートルズ生みの親と言っても過言ではないほどの人物なのだが、語り口がまるで小学校の学芸会。
隣りにいた高嶋ちさ子の父、82歳が「涙の乗車券」という見事な邦題をつけた謂れを自慢げに話していたが、石坂敬一氏、70歳には聞こえていない。勝手気ままなティーチイン。
どのように良心的に評論しても、かなりのデス企画。
失った60分のお陰で、睡眠時間が削られたのは言うまでもない。
★1.

いよいよ、待望の第3部。
21時を過ぎている。
パフォーマンス・アクトは上野樹里の夫。
彼は小田和正から大変に気に入られ、松たか子やスキマスイッチのトータルテンボスじゃない方とともに、クリ約のレギュラーをになっている。
音楽家の良血統。
好き勝手のピアノ乱れ弾きから『ハニーパイ』泣き顔泣けた。
エレキからアコースティックに持ち替えて『イエスタデイ』。
BRAVO!
素敵な音楽を奏でてくれる夫を娶った上野樹里が羨ましい。
10席ほど離れて同じステージを観に来ていた同級生ちゃん夫妻の極めて近い座席に、のだめが来ていたそうだ。逢いたかったげっそり

和田唱6曲披露に続き、ようやくデリコがシャウトする。
本当に素晴らしいのだが、冒頭書いたように、前方の席に陣取っているのは《ビートルズ・シネ・クラブ》初期のじいさん、ばあさんたち。
彼らにデリコなどわかるはずもない。
みんな、もっと騒ごうよ。立ち上がって、一緒にシャウトしようよ。
願いが叶ったのはデリコ+和田唱のラスト2曲だけだった。
まぁ、いいか。
第2部のあきれた井戸端会議をサラっと許せるほど、デリコのパフォーマンスは完璧だった。
クミちゃん、細いハート達(複数ハート)

ネットに公開されていないので、記憶を頼りにLOVE PSYCHEDELICOのセトリを綴る。
間違っていても、曲数が足りなくても、確認しようがない。それでいいのだ。

1.ヘルター・スケルター
2.グラスオニオン
3.ユー・ウォント・シー・ミー
4.夢の人
5.ヘルプ!
6.アイブ・ガッタ・フィーリング
7.アクロス・ザ・ユニヴァース
(和田唱+)
8.アイ・フィール・ファイン
9.ゲット・バック

第3部 ★5.

6月25日(土)20:00
スーパープレミアム「ザ・ビートルズ フェス!」(NHK BSプレミアム)に刮目せよ目
これからも「来日50周年記念イベント」目白押し。



■G7、緊急声明検討=英EU離脱なら協調介入―金融市場の混乱回避へ
(時事通信社 - 06月23日 21:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4059010
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