賭けがいのない日々

ビッグコミックオリジナル連載の「黄昏流星群」を読んでいたら、いいトシをした中高年男女が麻雀に興じる場面が出てきた。ところがそこでやりとりされている金額が70円勝ったの100円負けただのと、おそろしく低額だったのには思わず苦笑してしまった。はあ〜もうこういうところにまで気を遣わないといけない世の中になってしまったのかと。

阪神の選手まで同じことをやっていたから急に擁護し始めるわけではなく、今回の波及的なこと（裏社会とつながる賭博行為ではなくベンチでの現金のやりとりのほう）まで糾弾されるのは、こういう世の中（相互監視社会？）になってしまったんだから仕方がないとことだと思う。とにかく“おおらか”という言葉が死語になりつつあるいまの世の中ですね。

以前はあくまで職場のなかだけでの、夏の高校野球や大相撲（これは“胴元”してました）の予想大会を1口1000円で楽しんだクチ、そしていまは年に数回馬券を買う程度のこちらだけど、賭け事というのは常に自制心との戦い、ちょっとカッコよく言えば、誘惑に打ち勝つことができるかどうか、自分自身が試される機会だと思っています。

…と言いつつ、この話につなげるのはヘンだけど、ことしも恒例【プロ野球順位予想大会】を明日の日記にてくりひろげますのでよろしく。賞品は例年通り、ささやかながら復興支援・東北名産品1000円分（昨年の優勝者3名のかたにまだお渡しできてません、すいません）。こちらのほうは賭博行為とはまったく関係ありませんので、安心してご参加ください。