「ポップス出前寄席」きのうで5周年

気がついたらいつのまにか5年の月日が流れ、来月にはちょうど60回目をむかえる「ポップス出前寄席」。毎月お会いしてるからまったく意識してないけど、みなさんそろって確実に5歳トシを取ってるわけですね。まあそれはともかくここ1年はけっこうフレッシュな顔ぶれも増え、全体の雰囲気も少しずつながら変わってきたなあというのが正直な印象です。

個人的なことを言えば、誰ひとり既知のひとがおらず、まったくのひとりで飛びこんだ5年前、最初のころはホント転校生みたいな気分だったのです。そしてこの5年のあいだ、いきつけにしていたバーやカフェがあいついで閉めることになり、喫茶日本一のあの空間だけは大切にしたいなあと切に願っているところです。もちろん上柴師匠やスタッフのみなさんの尽力に感謝しつつ。

昨夜の“お題”は絶対“5年ポップス”つまり数字の5にちなんだ曲をあれこれ募るもんだと勝手にきめつけておりました。そして私は誰よりも早く「5年間（Five Years)/デヴィッド・ボウイ」をUPしようとずっと前から待ち構えていたのです。ベタな曲と言われてもいい、採用されなくてもいい、どなたかにこの曲を先んじられることぐらい屈辱的なことはないと。

ところがまるできのうの白鵬の立合いのようにあっさりとかわされたんですね。思わずつんのめった私は稀勢の里か。まあこのあたりが出前寄席の一筋縄ではいかないところ、まだまだ修行が足らないなとあらためて反省しました。なので来月のお題は60（回目）にちなむのやらどうやら…。なにはともあれ、今後ともよろしくお願いします。