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2013年11月23日14:20

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遊佐未森@ビルボードライブ大阪

彼女ももう49歳。えっ、あの妖精のような女の子が…って、なんだか信じられないけど今年がデビュー25周年。客席の年齢層は高かったけど、彼女の美しくかろやかな声はもっと高いところをさまよっていた。バックはアコギ2本とアイリッシュ・ハープだけ、ソプラノというのかファルセットというのか、あくまでも彼女ののびやかな歌唱を前面に。

デビュー曲「瞳水晶」を早くも2曲目に聴けたせいか、やっぱり当時の“森の妖精”的イメージを重ねてしまう。両手を背中に回して腰の上で重ね、カラダ全体を右へ左へ揺らしながら歌うあのメルヘンチックな感じ(実際はそんな場面まったくなかったけど)。客席の側、特に女性はマジメでおとなしそうなかたが多く、“ノリノリのライブ”とは対極の位置“静かに鑑賞”といった趣き。

そのおごそかな雰囲気に浸っているだけで、ひと足早いクリスマス気分。窓の外に雪がしんしんと降る聖なる夜、彼女の歌声ほどその澄んだ空気に似合う響きはないのでは。そしてそれらは“クリスマス・ソング”などという下世話な言いかたより、“聖歌”と表現したほうがぴったりなのかも。彼女の歌声による讃美歌なんてものも聴きたくなってきたし。

日記検索にてここにいらっしゃった遊佐未森ファンのみなさんすいません。彼女のライブはまったく初めて、とんちんかんなことばかり書いているかもしれません。そのついでに言わせてもらえば、夢の向こう、絵本のなかの世界が続くなか、アンコールで歌われたごくごく直接的・現実的なラブソングに、ああ彼女もやっぱり大人の女性なんだなあとややホッとしたのも事実です。
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