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2012年11月09日08:50

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トニー・ハドリー(スパンダー・バレエ)at ビルボードライブ大阪

(ネタバレ大いにあり。きょうあす東京公演に行かれるかたはご注意を。こんな素晴らしいライブ、すべてを伝えずにいられるものか。)

すっかりおデブちゃんになったと聞いていたもんだから、意外にそうでもないやん、むしろそのゴツいガタイはけっこう鍛えてるんちゃうの、というのが第一印象。そしてそのスーツでキメたくましい胸板から発するなめらかでのびやかな声はビルボードライブ全体に響きわたったのでした。けっこう声でてるやん、けっこう上手いやん。

1984年のスパンダー・バレエ公演はなぜか行ってなくて。あのころ"あのヘン”はたいがいおさえていたからいまでも不思議で…。何かとかち合っちゃったのか単に小遣いがなかったのか。今回は時空をこえたほぼ30年ぶりのリベンジでもあるのです。それには十分こたえてくれたトニー、スパンダーの代表曲はほぼすべて聴けました。

そんななか中盤に「トゥルー」を持ってくるというこの余裕。当然この日一番の盛り上がり。間奏のサックスソロはギターが取ってかわり、エンディングではトニー御大タメにタメてこの名曲をしめくくるのでした。そしてなんとクイーンの「愛にすべてを(Somebody To Love)」を披露。あのフレディの幅のある音域をすべてカバーしていたのだからたいしたもの。

アンコール1曲目はなんとデュラン・デュランの「リオ」。まさかトニーの歌でこの曲が聴けるとは!これってビートルズが「サティスファクション」をやるようなもんやん。よっぽどこの曲を歌いたかったんだろうな、自分の持ち歌以上に楽しそうに歌うトニー。う〜ん、なんだか"ブリティッシュ・ロック魂”みたいなものを感じさせてくれた一夜となったのです。


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