民主党を正せ

民主マニフェスト 首相も陳謝
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以前の日記（http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1270068195&owner_id=2421653）にも書いたが、私は最初から民主党には何も期待していなかった。

「次の内閣」などと言い、任命権者でもないのに「大臣｣などを任命し、政治を玩弄し続けていた連中には何も期待出来なかったのだ。

そして、その中で書いたいくつかの事柄は、悲しいかな、現実になってしまった。

私は「これから誕生する政権は、危機管理能力を持たないだろう。」と書いた。

領土問題や、震災への対応、原発の問題等々、民主党には危機管理能力が無いのは明らかで、私の書いた事が本当に現実になってしまった。

私にはそれが、とても悲しい。

そして、今回の問題である。

マニフェスト。

政治家はよく言う。

「〜したい。」

「〜だ。」或いは、「〜する。」とは断言しない。

断言すると、いざと言う時に、言い逃れが出来なくなってしまうからだ。

「〜したい。」とだけ言っておけば、「あれは希望を述べただけだから」と、言い逃れが出来る。
民主党のマニフェストとは正にこれで、連中は、実現する見込みの無い、根拠の無い“希望”を「〜したい。」と広げて見せた。

しかし、元々は単なる希望、絵に描いた餅なので、実現させようとすれば、今回のように無理が出る。

実現させられるわけがない。

しかし、民主党はそれを公約に掲げ、愚か者共はよく考えもせず、それに乗せられて民主党に投票し、民主党を政権に押し上げた。

その結果が今の悲惨な状況である。

今回の震災で被災した人達の中にも民主党に投票した人も多いだろう。

今のこの状況は、あなた方の責任でもある。

まさに自業自得と言うべきものであって、私はあなた方には同情しない。

そして民主党は、たとえ絵に描いた餅であっても、公約として掲げ、政権を奪取した以上、それを実現させなければならず、「見通しが甘かった」などと、言い訳をして許されるものではない。

それで許されるのであれば、マニフェストなど、全く何の意味もなさなくなる。

民主党のみならず、公約を実現出来ないのであれば、その政党が政権を維持する事の、道義的な根拠が無くなる。

民主党は、即座に政権から降りなければならない。

少なくとも、菅首相には首相の椅子に座り続ける資格が無い。

菅首相は「法案の成立」や、「原発問題に一定の道筋がつくまで」などと、のん気な事を言い、権力にしがみついてはならない。

憂いの心がある者は、こぞって菅首相をその座から引きずり降ろさなければならない。

菅首相は、「日本にはクーデターが無い」とか、「暗殺される心配は無い」などと思って安心しているのだろうか。

それこそ考えが甘いと言うものである。