https://youtu.be/zbxnBK0nX1w
北朝鮮軍歌「攻撃戦だ」。2010年に作られた比較的新しい歌だ。70年代ロボットアニメみたいな心騒ぐビートですな。こういう感じの興奮できるアニソンて、完全に日本では死に絶えた。言われなければアニメ主題歌か普通のポップスかわからない曲ばかりだ。かの地で生き残っていたとは。いや、アニソンじゃないけど。攻撃戦というのは重言じゃないかな。攻撃しない戦て、あるのか。などと野暮なことを言わず、素直に楽しもう。
昔のあるいは現役の共産主義を、趣味として楽しむことを共産趣味というそうだ。私は以前からそうだったな。ハヤカワ銀背のソビエト短編集は全部読んだし。政治的主張とは関係なく、なんとなく面白くて好きだ。現実に共産国に生まれたら、わたしのような贅沢な軟弱者は生きられないだろうけど。欧州にも上流にも無縁なくせに欧州貴族趣味だったりする俗物が多いのだから、共産趣味者がいても悪くあるまい。
今期は二冊しかみつからなかった。
・野獣王ターザン(1920)
第7作。第8作「恐怖王ターザン」の前編である。二部作でジェーン誘拐と奪還のストーリーが描かれる。敵は一次大戦のドイツ軍だ。本来は一冊の大長編だったらしい。とっておきのネタは後半の「恐怖王」に集中しており、本書はわりと平凡だ。
イギリス軍の軍用機が登場し、ほかではあまり見られない空中アクションを披露する。女スパイ・キルヒャーとイギリス軍飛行士が、ターザンの足を引っ張って物語を盛り上げる。ターザン単独ならたいていの事態は片づけてしまうので、このシリーズには「足手まといになるだけ」のキャラがよく登場する。後半の狂人の国やライオンを家畜化するネタは、ほかの作品にも出てくるので新鮮味がない。ドイツ軍人が陰険な卑怯者のように描かれているので、ドイツのバロウズファンが激怒したそうだ。そうだろうなあ。★★★
さて、ターザンシリーズはあと六冊だ。夏の長期帰国でコンプリートしよう。
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