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2020年07月04日00:06

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憂鬱な企画、その5

 人生において後悔していないことなど一つもない。全てのことで後悔している。もし、記憶があるなら、きっと、生まれた瞬間にも、ここじゃなかった、と、後悔していたのに違いない。
 後悔は筆者にとって、ただの日常なのだが、中でも、大きなものが仕事での後悔。その中でも、さらに特別なものが、ボツにされた雑誌や書籍の企画なのだ。普通のビジネスでも、実現出来ずに、悔やまれている企画はある。たとえば、ホラー・パブの企画はやりたかった。サイコ喫茶もやってみたかった。最近の企画としては、ホラー・ラジオ放送はやってみたかった。いや、これは間に合うのだから、やってみたい、か。
 書籍の企画も、電子書籍なら、今からでも間に合うものもある。
 しかし、アイテム付き雑誌の「世界の女子トイレ」などは電子書籍ではどうしようもない。何しろアイテム付きなのだから。その昔、マーダーケースブックという雑誌があったが、同じようなもので、あちらでは絶対に出来ない「性的軽犯罪者ブック」という雑誌もやりたかった。あんな恐ろしい犯罪者たちの本が許されるなら、性的軽犯罪者の雑誌も許されるだろうと思ったのが、企画はどこの出版社でもボツだった。
 そんなボツになった企画の企画書の反省を書くというのはどうだろうか。ボツになった理由を今、検証するというのも面白い。
「悔やまれるボツ企画の何故」と、そんなタイトルではどうだろうか。
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