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2019年11月19日21:59

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《アート》彩りの作品展 c/w《映画》憧れのマチルダ

都内であるのに一度も訪れていなかった山種美術館へ初見参。
山崎種二が誰であるかは金融界に生きていた人間(←川オス)ゆえ周知していたが、彼の美術館が兜町にあり、その後、恵比寿と広尾の中間に移設されたことはあまり知らなかった。フォト
《東山魁夷の青・奥田元宋の赤 -色で読み解く日本画-》★4.5(山種美術館)
東山魁夷の青は世界中の誰もが知るところだが、奥田元宋が「げんそう」と読み、赤の人だということは先生から教えていただくまで知らなかった。
フライヤーに観る『年暮る』の青と『奥入瀬(秋)』の赤。シンボリックである。
地下の展示室に行くと、平均年齢年金受給開始か待機レベルの人々でそれなりの集客。
《青》《緑》《赤》…合計8色の章に分別され、すべて山種美術館所蔵作品で50点近くが鑑賞できる。
《白》では千住博の『松風荘襖絵秀作』が《赤》元宋の対面に掲げられ印象的。
マイベストは《青》の宮廻正明『水花火』。現存作家で平成24年作品と一番新しい。
但し、東山魁夷の作品群は別格。《青》《緑》《白》の章で6点観ることができた。
日本すべての美術ファンが上野へ向かっていると思っていたが、意外と広尾の坂の途中も穴場のようだった。
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所蔵品である重要文化財・竹内栖鳳『班猫』は入館前の1階ロビーの床に描かれている猫
これは撮影可能だが、階段壁面の加山又造『千羽鶴』を含め、展示作品一切は撮影不可。
美術館自身の所蔵なのにケチだよね。

映画を観ることを忘れてないか?(←忘れてない)
カチンコ映画レヴュー
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092『レオン』★4.5
午前十時の映画祭。実は初見。
映画館から遠ざかっていた30歳代。一体、自分は何をしていたのか。
おそらくスーパービジネスマンとして活躍し、嫌いな接待ゴルフで己を隠し、ブイブイしながら旅を始めたころだと思う。
そんな時代に映画界を席巻していた『LEON』。
ロッテの黒人ブラザースの映画だと思っていたが、そんなものではない。
今やナタリー・ポートマンとして成長したマチルダの人気や憧憬は、女子たちのとりこだったようだペンギン
男子的には「足手まといなポートマン」危険・警告

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094『僕たちは希望という名の列車に乗った』★5.
ようやくギンレイホールの名画座上映で鑑賞することができた。
この作品と今の香港を結びつけるのには違和感があるが、国々の動乱を映画化したものに概ね外れはない。
このドラマが事実に基づいた作品ということ。
失敗に終わったハンガリー動乱のドキュメントを、つい先日、NHKで観ることができたが、東ドイツの学生たちの行動とリンクしてとても興味深く学習した。
ナジ・イムレの「SOS」が余りにも哀しい。

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093『芳華』★4.5
副題《youth》が示すように1970年代、文化大革命時代の中国青春映画。
時代に翻弄された青春抒情詩は、ギンレイホール2本立ての見事なプログラム。
それにしても、彼が選んだ彼女、どうして丁丁なのか。
そういえば、文化大革命がなんたるかをも、おいらは多くの映画で知った。
映画館は人生の学校だ。



ウマミスチル、40作目の『映画 ドラえもん』主題歌担当 桜井和寿「運命の再会ができた」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=5869389
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