第4回 大相撲総選挙〜稀勢の里V4！

940→2303→13232→41764。これは第1回から、けさの日刊スポーツ紙上で発表となった第4回までの投票総数の推移。大相撲人気の回復をこれほど物語る話は他になし。もちろんこれはいち新聞社がAKB総選挙にならって同時期に企画している人気投票。相撲協会はまったくノータッチ。ネットおよびハガキにて3名連記の投票。ハガキによる投票は5倍（5票分）にて集計。

とりあえず選挙結果のほうは以下のとおりです。（数字は得票数、カッコ内は昨年順位）

1．稀勢の里　4140　(1)　
2．安美錦　　3415　(5)　　
3．照ノ富士　3253　(20)　
4．遠藤　　　3241　(2)　　
5．日馬富士　2116　（8）　
6．勢　　　　　2018　（4）
7．豪栄道　　1866　（10）
8．旭天鵬　　1566　（12）
9．白鵬　　　　1531　（3）
10．妙義龍　　1440　（11）

11位以下は次の通り
宝富士/佐田の海/高安/逸ノ城/豊ノ島/臥牙丸/鶴竜/荒鷲/千代丸/大砂嵐/栃煌山/栃ノ心/嘉風/阿夢露/琴奨菊/豊響/魁聖/誉富士

相撲ファンは正直なもの、角界の最新の動きをヴィヴィッドに反映する結果となりました。照ノ富士の急上昇3位はまさにそう、いっぽうやや停滞気味の逸ノ城はベスト10にランクインできず、鶴竜はもともと地味なキャラに加えて二場所連続全休で印象度がグッと薄くなり、横綱にもかかわらず17位という低位に落ち着いてしまいました。

たぶん昨年も書いたけど、4年連続1位の稀勢の里にたいしては、もういいかげん優勝せえあるいは横綱になれよ的な期待票以外のなにものでもありません。そして毎年ビックリさせられるのが安美錦への高い支持。ご本人のコメントが「安美錦のことは嫌いになっても、大相撲のことは嫌いにならないでください！」という気のきいたものでありました。