例年ならいまごろは京都競馬場内のベタな食堂で、カツカレーとアイスコーヒーをお供にしてああでもないこうでもないと馬券検討に勤しんでいるひととき。このあと混み合うパドックへ向かって出走馬の品定め、さらに馬券購入の長蛇の列に並び、そしてスタンドではゴール前をキープすべく人の波をかきわけ…と、ここに競馬観戦の”三密”は完成する。
すべてのエンタメが動きを止めているなか、競馬だけは無観客ながらもこれまでに変わりなく開催を続けていることは、のちのちこの窮屈な日々を振り返ったときにかならず語り継ぐべきだと思う。もし競馬開催も他のスポーツと同じように中止となっていたら、ただでさえ無味乾燥な日々がさらにつまらないものとなっていたに違いない。
そう、もし中止となっていたら、競馬好きのいくばくかはまちがいなくパチンコに流れ、世のひんしゅくはさらに大きなものとなっていたはず。とにもかくにも競馬に関係するすべてのひとたちの、コロナから自らを守るたゆまぬ努力、そしてこんななかでも黙々と走る何千頭の駿馬たちにはいくら感謝してもしきれないと思っている。
…ということで、春の天皇賞。ことしはちょっとメンバーが小粒、逆にどの馬が来るかわからない。いつもは購入した馬券をフォトUPするのだけど、スマホ購入だとそういうわけにもいかず、馬連1−2−5−7−11の5頭ボックス買い、計10点と予想をここに記しておきます。春のG1、ここまで馬券の勝ち負けは1勝(桜花賞)3敗。まもなく出走!
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