そうそう、この日の出前寄席スピンオフ企画、ごーやーまんさんDJによる第6回「Taks A 5 5 8!」にもふれておかないと。春の季節にふさわしい曲がならぶのでは、という予感はなんとなくしていたけど、こちらの陳腐な想像力をはるかに上回る意表をついた選曲。今回はタイトルその他共通項をからめて、曲が数珠つなぎ状に並んでいたのが面白かった。
もちろんいつものようにごーやーまんさんからつぎつぎ飛びだすのはコアなウンチクの数々。そして我々参加者からもさらなるウンチクのレスポンス…やっぱり楽しいひとときやなあと思った次第。はたしてこれからスピンオフ企画のほうはどうなるものかと。いままではお店の営業時間を削ってという、バルタンさんの寛大なお気持ちがあってこその開催だったから。
そしてこの夜も二次会は商店街ならびの居酒屋「冨久屋」へ。世代ごとにセグメントされた(?)テーブル2つとカウンターの一部を独占して総勢12名が参加。3時間をこえてつぎつぎと呑み食い、そしていつものように話題は各方面をさまよいつきることなし。会計のさいにはお店の大将が電卓を叩きつつ、「これはけっこういきまっせえ」と独り言したのを聞き逃さなかった。
結局ひとりあたり2800円なり。たしかにこのお店ではけっこういったほうかも。そろってお店を出るときお店のおばちゃんが「ありがとう、また来てや」のひと言。う〜ん、正直なところこのつぎ西成の街を訪れて、このお店にお邪魔するのはいつのことになるのだろうか…ちょっぴり複雑な気分になりながら、我々は夜ふけの飛田本通商店街をしみじみと歩いたのでした。
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