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2019年03月06日17:44

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実際に行って見た古墳について、整理

昨日の日記にも書いたが、浜松市には1,700基もの古墳があるとの事だ。(浜松市市民部文化財課)
発見されたが今は建造物の下に埋まっていたり、削平されてしまったものもあるから、これが全部現存するという訳ではない。

ある時、私の住んでいる場所の極く近くにも古墳がある事を知り、興味が湧いて、実際にいくつか現場に行って見てみた。
これ迄素人のあさはかさで大変ランダムに書きなぐってきたが、一度それらについて整理しておこうと思う。

以下、築造されたと推定される時代の古い順に、

◆光明山古墳 古墳時代中期の中頃(5世紀中頃) 前方後円墳 全長83m(浜松市最大) 竪穴式(推定)
〈付記〉南に光明山2号墳 円墳(直径32m) 方形平坦の造り出し部分附属。
円筒型,朝顔形埴輪発掘。
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◆陣座ヶ谷古墳 古墳時代中期の終わり頃(5世紀後半頃) 前方後円墳 全長55m
〈付記〉東西に2基の小型円墳あり(西のみ現存)。
青銅鏡,鉄刀発掘。
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…陣座ヶ谷,郷ヶ平,火穴古墳についてまとめて記述。

◆郷ヶ平3号墳 古墳時代中期の終わり頃(5世紀後半頃) 前方後円墳 全長22m
同6号墳 古墳時代後期(6世紀前半頃) 全長20m
同4号墳 古墳時代後期(6世紀中頃) 全長26m
〈付記〉全7基の古墳群。内3基が前方後円墳、4基が円墳。4号墳のみ現存。
形象埴輪多数発掘。石室はなく木棺直葬か。
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◆火穴古墳 古墳時代終末期(6世紀後半頃) 円墳 直径22m 横穴式
〈付記〉かつて300基程の古墳群があった。その中では最大。
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◆恩塚山古墳 古墳時代終末期(7世紀前半) 円墳 直径11m 横穴式(羨道玄室T字型)
〈付記〉土師器の甕、須恵器の杯発掘。
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◆見徳古墳 古墳時代終末期(7世紀前半) 円墳 直径11m 横穴式
〈付記〉葬送儀礼用須恵器や土師器,土錘,鉄鏃発掘。
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◇天白磐座(てんぱくいわくら)遺跡(渭伊(いい)神社境内遺跡)
これは正確には古墳ではないが、古墳時代(5世紀)にここで祭祀が行われた遺跡である。
〈付記〉祭で使用した手づくね土器,鉄製武器出土。
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〈参考資料〉
・細江図書館文化財講座「浜松市の古墳時代〜光明山古墳を中心に」レジメ 2019年3/2
・[浜松市文化財ブックレット] 9 『はままつの渡来文化と埴輪群像』2014年浜松市市民部文化財課発行
・[浜松市文化財ブックレット] 1 『浜松の古墳めぐり』2008年浜松市生活文化部生涯学習課(文化財担当)発行
 
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