先日「ジブリの大博覧会」に行ったときのこと。
近くにいた若い女性が友人に熱っぽく、こう語りかけていました。
「うちら、90年代なんかに生まれてる場合じゃなかったね!」
彼女たちはもっともっと早く生まれて、ジブリの初期作品をリアルタイムで、劇場で観たかったんでしょうね、きっと。
思えば、スタジオジブリの記念すべき第1作「天空の城 ラピュタ」が公開されたのは今からちょうど30年前でした。テレビでオンエアされるたび、画面の前で「バルス!」と叫ぶ若い人たちは、実は一度もあの作品を劇場で観たことがないのです。
このたび「スタジオジブリ総選挙」なるものが催され、一番人気だった作品が劇場上映されると聞き、私は迷わず「ラピュタ」に投票しました。
これは絶対に、若い世代に劇場で観てほしいと思うからです。
でもなあ・・・、上映する劇場が少なすぎ。これはもうちょっと拡大して上映すべきじゃないですかねえ。
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