観るのが延び延びになってた「ゴジラ×コング 新たなる帝国」、ようやく観ました。
なんと言うか、まあ・・・、そうですか、って感じですね。
一部で言われてた通り、確かにヤンキー映画でしたわ。怪獣同士の戦いが完全に「対決」でなく「ケンカ」になってましたもんね。殴ったり蹴ったりぶん投げたり、挙句の果てにはブレンバスターですか。ご苦労様です。
で、いろいろ賑やかにやってはおりますが、正直なところ話の運びが単調でトロいもんですから、あたしゃ時々寝落ちしちゃってました。
そこそこ面白いところはありますよ。
特に冒頭の、コングのやさぐれ一人暮らしのシーン。これは笑いました。
侘しい穴ぐらで、なんだかよくわかんないケダモノの肉をぐちゃぐちゃ噛み砕いてると・・・虫歯が痛ってえー!
これは哀しい!
思わず植木等の「これが男の生きる道」を思い出しましたよ。
曰く「独り寂しく 冷飯食えば 古い虫歯が またまたうずく・・・」。
あとはまあ、世界の名所を片っ端から壊しまくる趣向ですかね。
こういうのは昭和ゴジラの定番でもありますし、作り手の方でもよくわかってるじゃん、と感じます。
それにしてもゴジラさん、あそこを寝ぐらにするのはどうかなあ。ローマの皆さんが「いい加減にしてくれよー。自分ちで寝てくれよー」って思ってますよ。
ログインしてコメントを確認・投稿する