右ポケットに銃、透明な銃。僕にしか見えない銃。ポケットの膨らみが、実在と質量を証明している。手を突っ込み、触れる――ひょっとしてこれは、具現化されてしまった僕の殺意なのではないだろうか?難しい本を読んだ夜なんかには、そんなことを考えてしま
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