同僚を椅子に座らせる。「ごめん、あんまり時間がないの」 彼女の顔、焦燥よりもむしろ冷淡が張り付いている。「すぐ終わるから」「そう、で?メールに書いてあったデバイスって?」「ああ、これだよ」「え?これ?」「そう、これ」「これって。女の子が着
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深夜コンビニの帰り道、公園を突っ切ってショートカットしようとクロックスで砂利を踏みしめ、次の街灯を視界に納めたとき、足元で声がした。「ダイジョウブ」 僕は硬直した。気のせいかと思って見渡した、誰も倒れていない。ぞっとした。胃に冷鉄を押し当
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