僕は君の中にいる君のなかでふしゅふしゅと蛇の吐息の音立てている君の心室で出産されたたった身長5cmの悪魔それが僕「ああ、君は世界を憎悪してるね?」あまりにも不条理あまりにも出来損ないこんな世界耐えられない耐えられるはずがないこの世界に於いて純
私は小鳥 小鳥 小鳥 小鳥はケガをひた隠す たとえ羽の内が血塗れでも 気丈に胸張り 「いつでも飛べるゾッ」のていで 空を背に負い声を張る 傷の深きを悟られたなら弱っていることがバレたなら きっと肉食獣の標的にされてしまうだから小鳥は いくら苦しくって
キミの帽子の上にある青い味した夏空を今から瞬間冷凍させて君の右手でキンキンのソーダの中に落としてあげる空がじんわりソーダに溶けてうっすら水色 夏空風味謝っとくけど飛行機雲やカモメが混ざってたらゴメン
テーブルの向こうでキミ笑ってくれないか?僕はドーナツを翳してその真ん中の空間にキミの笑顔を当てはめるからドーナツの中心にいつもいつもいつもいつだって僕はキミの笑顔を夢見てたキミほどドーナツの真ん中に相応しい笑顔はこの世界にないと確信している
いつの日にかクレーターをこさえるだろう月の地表今は更地でも隕石の打撃が定められている数十キロのえぐれはインパクト大なるの具現今夜ワタシのみぞおちにはきっとアナタの言葉が降ってくるでしょうワタシは月ではないの平穏に見えるみぞおちの下にはマグマ