・新宿鮫11 暗約領域(親本2019 文庫2022)
作:大沢在昌
やっと読み終わった。見出しだけ放り込んですぐ書こうと思ったら、思いの外手こずった。新宿鮫は別格なのに、チェックを怠けていた。
文庫920ページは長過ぎだろ。
覚醒剤の仕分けに民泊施設が使われていると聞いた鮫島は、張り込み現場で他殺体を発見する。なぜか公安が事件を仕切るため、手を引けという。被害者は北朝鮮との密貿易業者だった。
品物は何か、なぜ犯人は部屋を探さず単に殺したのか。魅力的な謎ではあるが、小粒である。これで900ページ超を読むのはきつい。緊迫した情報戦が続き、退屈ではない。新任の女性課長や古書店主が気になる人物だ。犬猿の仲であった公安の香田と鮫島が一時的に手を握る展開も燃える。
女を武器に修羅場を駆けるマリカが印象に残る。犯人の正体にはかなり驚かされた。



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