「インサイドヘッド2」(2024)
監督:ケルシー・マン
続篇はライリーが13歳になって、新しい感情たちが参入する。前作に比べるとライリーの現実世界の比重が大きい。旧友と新しい知り合いの間で心が揺れる。児童向けアニメとして丁寧な作りではあるが、本作の世界特有の個性が薄くなってしまった。
シンパイ・イーナー・ハズカシ・ダリーたち新メンバーは、旧メンバーには及ばないが個性的でそれなりに魅力がある。思春期なら性的なモチーフのキャラが不可欠と思われるが、ピクサーなので出てこない。そこが不自然で、内面の物語としては物足りない。世界が崩壊し、自分らしさを新しく創造する展開は好感が持てる。
が、ちょっと現実が上手く行きすぎるな。これだけやらかしたら、普通は人間関係が破綻するぞ。ドラえもんのポケットみたいなキャラが出てくるが、意味不明だ。色々な意味で1作目に及ばないと思うが、興行成績は本作の方が良かったらしい。



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