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2025年11月22日21:09

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アニメ「アラジン」と「マリオ」

マニラからシンガポールに戻る機内でアニメ映画を二本見た。劇場に行ったり円盤を買うほどではないが、ちょっと気になるーーという程度の作品を見るには絶好の機会だ。

『アラジン』(1992)
監督:ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
ディズニーアニメが覇権を取るきっかけになったヒット作らしい。まだポリコレの毒が回る前の、記憶にあるディズニーらしいキャラクターだ。
アラジンが盗人の青年だったり、相手役にジャスミンという姫様を設定したり、古典を現代エンタメとして語り直す。最もユニークなのは無人格なガジェットであるランプの魔神が妙に人間臭く、使命から解放されたいと希望していること。この趣向のお陰で二人にバディ感が生まれ、現代的な活劇として楽しめる。
アラビアの風俗にインドが混じってるのが気になるが、アメリカ人に両者の区別はつかないだろうし、何となくの南国情緒は子供向けなので許容範囲だろう。けっこう楽しく見られた。★★★

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)
監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック
日米合作のアニメ映画である。デブや不細工が主役を張るポリコレ映画にうんざりしていたアメリカで、予想外のヒットを飛ばしたらしい。
主人公のマリオは弟思いな熱血漢、ヒロインのピーチは金髪碧眼の可愛らしい姫様だ。こういうのでいいんだよ。無理に黒人や肥満体を出さなくていい。ピーチ姫は守られるだけの人ではなく、マリオを指導するほどのアクションをこなす。良い意味で現代的で爽やかだ。

悪役のクッパはひたすら悪そうで、パートナー となるキノピオやドンキーコングは愛嬌たっぷりで愉快な連中だ。単純ながら力強くデザインされたキャラクターが、期待どおりの活躍を見せてくれる。キノコ王国やダークランドなどの異世界を駆け巡り、ブルックリンに戻って大活躍する。ゲーム画面を眺めているような爽快感である。ううん、やっぱり日本製キャラの方が馴染みやすいな。★★★★
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