続きです。
『女性操縦法』"グッドバイ"より (49)監督:島耕二
原作は太宰治の未完作だ。
プレイボーイの田島(森雅之)は富豪令嬢との縁談を受けるため、付き合ってきた女と別れたい。超美人を連れて「この人と結婚するから」と言えば諦めるだろう。田島は馴染みの担ぎ屋・きぬ子を雇うことにした。
無茶な作戦だ。こじれるだけだと思うが。高峰秀子がガラの悪い担ぎ屋と上品なお嬢さんを演じ分ける。彼女の芸達者ぶりが見られるのは嬉しいが、話にまったく共感できない。終盤のどんでん返しは唐突すぎる。★★
『争う美人姉妹』"処女宝"より (50)監督:島耕二
原作は菊池寛。原作小説のタイトルを後につけるのは、この監督の主義なのか。
真弓(高杉早苗)は劇作家の船田(上原謙)と交際していたが、富裕な青年社長と結婚する。妹の真金(高峰秀子)は船田に同情して慰めているうちに恋に発展する。
姉の身勝手さがムカつく。デコちゃんがひたすら健気で可愛い。「まがね」というへんてこな名前は当時の流行だったのか。出来は普通。★★★
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