『アタック・オブ・ザ・キラートマト』(78)
監督:ジョン・デ・ベロ
最近読んだ小説に出てきたので、見返したくなった。妙に記憶に残る「あたっく、きらーとめいとう」というテーマソングと巨大な牙をむくトマトしか覚えていない。見始めてすぐに初見だとわかった。どこかで1シーンを紹介されただけで、本編は見てなかった。
大口を開けたトマトなんか出てこない。ポスターのビジュアルから脳内で合成したのか。
爆笑というより苦笑を呼ぶ寒いギャグの数々は、まあ楽しめなくもない。しかし覚悟の上とは言え、下らないなあ。おまけに長過ぎる。こんな内容のない話は半分の尺で足りるだろう。
正直いって本作を愛する人に共感できない。駄目さが愛しいと言うなら、もっと他にもあるだろう。強いて取り柄を探すと、「腹は立たない」ということかな。駄作は見ていて「こんな下らん映画見せやがって」と怒りがこみ上がるものだが、それがない。連邦議会が町内会よりショボいゆるさが、心地よいせいか。
ありゃ?けっこう気に入ってるのかな。監督がインタビューで「60年代の日本スリラーにヒントを得た」と述べている。そんなカルトな作があったかな。松竹のゴケミドロあたりか。★★★
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